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     航空自衛隊山田分屯基地・一般開放


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山頂に設けられたヘリポートに駐機する「UH-60救助機。
航空自衛隊山田分屯基地・一般開放・・・

9月24日(日)の事でしたが、山田分屯基地創立60周年基地一般開放が行われました。私にとって下閉伊郡山田町は、若い頃と五十台になっての二度の勤務で、第二の故郷とも言える思いで深い場所になっています。航空自衛隊山田分屯基地と言うよりも、山田のレーダーサイトと言った方が寄り身近な場所になります。

若い頃に知っているレーダーサイトは、米軍基地から自衛隊に管理が移行した様に覚えています。しかし、目の前に見える十二~山は厳重に管理され立ち入り禁止の場所でもありました。 ネット資料等で知ったことは、五年毎に基地の一般開放が実施されており、シャトルバスで山頂まで移動するという不便な場所でもあります。説明等には、車や徒歩による立ち入りが出来ませんと書かれてあるからです。

二度目の勤務の時も、行けるものならば山頂まで是非行きたいものだと思っていました。早朝6時に家を出て、町営運動公園に着いたのは8時過ぎでした。がっちりと休憩と朝食をとり、8時半頃のバスで山頂に向かいました。ここでは「ほっづぎ」の内容で4コマにまとめてその様子をお知らせします。

トップの画像は、山頂に設けられたヘリポートに駐機する「UH-60J救助機です。狭い山頂に設置されたヘリポートに驚いて見学しました。 

                                                       2017.09.30 作成


UH-60J救助機 UH-60J救助機

狭い山頂付近に鉄骨基礎で足場を作り、その上に鉄板を張ったヘリポートでした。

救助機を見るのも興味がありましたが、それよりもこの場所からの展望が素晴らしく、懐かしい山田湾に見とれていました。
レーダードームとパラボラアンテナ。 レーダーサイトは高い場所にありました。

手前のパラボラアンテナは二基あり、南の方を向いていました。

レーダードームが奥にあり、ここからの情報が東京の方に伝えられるのだなあと思いました。

見学等は不可能であり最高の軍事機密の場所です。
眼下の山田湾 眼下の山田湾

晴れていたのですが、すっきりとしない空模様で山田湾がかすんで見え他のは残念でした。

それでも山田湾がはっきりと分かり、大島や船越湾までが見えています。これを観たくてここまで来たのです。

山田町内は何となく見えていましたが、あまりにも高い場所なので距離がありました。
二機のF-2戦闘機による祝賀飛行。 二機のF-2戦闘機による祝賀飛行です。

最初は一機でしたが、その次には二機になり何回も上空を旋回してくれました。

案内放送によると、時速500Kでの旋回飛行だと言います。

しばらくぶりに高速の戦闘機を撮影しましたが、早いのなんの追いかけるのやっとです。

何とかピントが合い編隊飛行の様子を記録出来ました。

航空自衛隊山田分屯基地・・・

山田分屯基地は重茂半島の最高峰「十二神山(731m)」の山頂に所在し、東北地方及び北海道のレーダーサイトでは、最も面積の狭い基地となっています。

当分屯基地は、渉外や部隊で行う訓練の計画実行を行う総括班、空からの脅威を常に監視する監視小隊、レーダー及び基地通信を保守整備する通信電子小隊、基地の警備及び施設の整備等を行う基地業務小隊から編成されています。


小さな部隊ではありますが、本州最東端のレーダーサイトとして昼夜を問わず、日本の平和を守るため空の監視を続けています。
                                                        ※頂いた見学資料から