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        石巻市・サンファン館復元船


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船首部の様子です。伊達政宗が好んだと言われる阿吽の龍が見えています。 宮城県慶長使節船ミュージアム(サン・ファン館)には、仙台藩主伊達政宗によって建造され、1613年(慶長18年)10月23日に藩士支倉常長ら一行180名近くの人を乗せ、近くの月浦から出帆した黒船の復元船が係留展示されています。

船名は「サン・ファン・バウティスタ」と言い、日本で建造された木造洋式帆船です。この船で初めて太平洋を二往復し、その造船技術は当時の世界のトップレベルにあったと高く評価されています。

撮影場所が限られる関係で、船の後部からしか全体が見られません。船首の方に行き、先端部のフィギアヘッドを撮影してみました。船首像とは船の守護神ですが、この船には伊達政宗公が好んだとされる「阿吽の龍」が付けられました。
船尾の様子です。伊達家の紋章である九曜紋がきれいでした。 船尾からの様子です。この洋式帆船はガレオン船とよばれ、船尾から見る優雅な姿が特徴とのことです。この中には、船長のビスカイノと使節団長の支倉常長の居室がおかれてあります。

この特徴的な紋章は、伊達家の紋章である「九曜紋」とのことでした。
乗船口から見える巨大なメインマスト、その奥には船長ルイス・ソテロの居室入り口が見えています。

船内見学の入り口にある大きな帆柱(メインマスト)ですが、船底からの高さが32.43m、太さ90cm、樹齢200年以上のアメリカ産松とのことでした。

正面に見える入り口は、グレートキャビンと呼ばれる船長ルイス・ソテロの居室になります。その上に扉が見えますが、ここが航海士のビスカイノと支倉常長の居室になります。

※サン・ファン・バウティスタ号のデータ
  全長・・・・・55.35m
  船体長・・・47.10m
  最大幅・・・11.09m
  高さ・・・・・ 48.80m
  吃水・・・・・ 3.80m    




 

船首甲板部から見た折りたたまれた帆と夕日。 船首甲板から見た前方の様子です。時間は15時半過ぎですが、輝きながら沈んでいく夕日が印象的でした。先端部に突き出た帆柱や、折りたたまれた帆がシルエットになり、思わず見とれてしまいます。

イルミネーションとライトアップが始まりますが、その様子はサン・ファン・バウティスタ ライトアップからどうぞ。