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         2011紅葉の奥入瀬渓流


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魚止めの滝(銚子大滝)です。
10月28日のことでしたが、所属する団体の研修会があり青森市まで出かけてきました。絶好調の晴天に恵まれ、帰りは八甲田を経由して奥入瀬渓流の散策が予定されており楽しみにしていました。今まで何回となくバスで奥入瀬渓流を見ながら走りましたし、自分の車でも通過しています。

しかし、紅葉の時期に併せての奥入瀬渓流散策をは出かけたことがありませでした。今回の予定では、バスガイドの案内で1時間ほどの渓流散策が予定されていましたが、行事の遅れ等からかなりの短縮コースになりましたが仕方ありません。渓流散策スタートになる「おいらせ渓流観光センター」で30分ほどの時間が取れたので、私は買い物をそっちのけにして紅葉探しに集中しました。

肝心の奥入瀬渓流散策路は、魚止めの滝(銚子大滝)手前から歩く15分ほどしか余裕がありませんでしたが、九段の滝や魚止めの滝をがっちりと見てきました。


十和田市奥入瀬渓流・・・

奥入瀬渓流は、青森県十和田市十和田湖畔子ノ口から焼山までの約14kmの奥入瀬川の渓流である。十和田八幡平国立公園に属する。国指定の特別名勝及び天然記念物。渓流沿いにはいくつもの滝が点在し、この道は「瀑布街道」とも呼ばれている。

十和田湖への魚の遡上を阻止してきた魚止めの滝でもある銚子大滝をはじめとして、阿修羅の流れ、雲井の滝等多くの景勝地がある。渓流沿いには車道とともに遊歩道が整備されており、美しいとされる新緑や紅葉の時期は特に観光客が多い。

1928年(昭和3年)には十和田湖とともに名勝及び天然記念物に、さらに1936年(昭和11年)には十和田国立公園(現:十和田八幡平国立公園)に指定された。1952年(昭和27年)には、特別名勝及び天然記念物に格上げされている。(※ウイキペディアより)


奥入瀬川の渓流沿いにいくつもの滝が点在する観光名所である。新緑・紅葉の季節がシーズンとされており、その時期は特に観光客が多く混雑する。渓流沿いには国道102号線が併走するほか、遊歩道が整備されている。遊歩道は全区間通しで歩いた場合約5時間の所用となる。全行程歩くと非常に時間がかかる。

名所のポイントのみ遊歩道を利用し、その他の区間は自動車などを利用してつまみ食いする観光客が殆どのようである。ただし、国道102号線は片側1車線の細い道であり、大型観光バスも頻繁に通行することから、路上へ車を駐車しての観光はあまり好ましくない。駐車設備は石ヶ戸と銚子大滝の2カ所しかなく、駐車できる車両数も多くない。実際には路上駐車をする観光客が多く、渋滞が発生することもしばしばである。混雑する時間を避け訪問することを心がけたい。(※青森県歴史観光案内所 HPより)



おいらせ渓流観光センター付近の様子から・・・

おいらせ渓流観光センターに着いたのは14:30頃でした。広々とした駐車場は植栽されたモミジ等がきれいに色づいていますが、建物や電線等が写り込み自然の状態とは違います。しかし、真っ赤に色づいている木々の葉は青空に映えて何とも言われない風情を感じさせます。

太陽の高度が低くなっていますので、逆光線で木の葉を浮き出させ場面が多くしてみました。ほとんど上を向いての撮影になりますし、三脚等がありませんので少々ピントが甘くなっています。
駐車場の紅葉 1 駐車場の紅葉 2
駐車場の紅葉 3 駐車場の紅葉 4
駐車場の紅葉 5 駐車場の紅葉 6
ナナカマドの実 紅葉とは違いますが、葉っぱがすでに散り赤い実だけが浮きだって目に入りました。ご存知ナナカマドの実で、かなり接近して撮影してみました。

散策路の様子から・・・

時間があまりありませんので、時計を見ながら駐車場から散策路に入ってみました。駐車場とは違い、自然状態の通路からは様々な木の葉、あるいは大きなブナの木がそのままあり蔦等が絡まっています。

木々の葉の彩りも好きですが、大木の幹にしがみつくように生えている蔦等の葉の色づきが気に入っています。
散策路の紅葉 1
散策路の紅葉 2 散策路の紅葉 3
散策路の紅葉 4 観光センターから見下ろした様子・・・

観光センターの窓から見下ろしますと、散策路付近の彩りあざやかな木々の葉と背景に渓流が見えています。

この場所の色合いが最高でした。

散策路の紅葉 5 散策路の紅葉 6

焼け山付近の奥入瀬渓流・・・

おいらせ渓流観光センターの北側を流れる奥入瀬渓流入り口ですが、かなりの川幅があり水量もありました。ここでは紅葉よりも流れの中にある川石を狙ってみました。
焼け山付近の奥入瀬渓流 1
焼け山付近の奥入瀬渓流 2 焼け山付近の奥入瀬渓流 3
焼け山付近の奥入瀬渓流 4 全山が黄色に色づき今が見頃になっています。心に残ったのは、紅葉した葉が川に落ちて流され石の間に挟まっている様子でした。

ここからバスで子の口を目指して進むことになります。本来であれば、見所の場所でバスから降りて散策するのが最高なのですが、大型観光バスでは所詮無理なことになります。
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