チューリップとオランダ式風車は、風景としてみてもぴったりと合います。以前学習した歴史の話で、チューリップと中世ヨーロッパにおけるバブルの話題を思い出しました。ちょっぴりですが、チューリップの歴史をネット資料から拾ってみました。
オランダへの伝播・・・チューリップの発祥は天山山脈と伝えられる。オスマン・トルコは勢力を広げるなかでチューリップと出会い、たちまちのうちに魅了されてしまった。やがてコンスタンティノープルを陥落させると、トルコ人たちは荘厳な宮殿を建立した。そこで幾種ものチューリップが栽培・品種改良され、衣服の模様や絵画に登場した。16世紀になると、商人によってヨーロッパ各地に伝えられた。
投機家の参入・・・チューリップの人気に投機家が目をつけたのは、1634年ごろと伝えられる。かれらはチューリップを栽培することや花の美しさに興味はなく、その値上がりを目的として市場に参入していった。彼らの目論みははたして当たり、一攫千金をなす者も現れた。高級品種の球根ひとつと邸宅が交換されることもあった。
チューリップバブルの崩壊・・・1637年2月初旬、突然の暴落が起こった。価格が下がったというよりも、むしろ買い手がまったく見つからない状態だった。手形は不渡りとなり、オランダ各都市は混乱の淵に叩き込まれ、そこかしこで払え払わぬの押し問答、債務者の雲隠れがおこった。手形による契約はなし崩し的になかったことになり、少数の破産者と成金を残して、近世ヨーロッパの三大バブルに数えられるチューリップ狂時代は幕を閉じた。
(※ウイキペディアより抜粋)
フォリストパークのシンボルである風車展望台は、高さ16m、直径20mの四枚羽根です。2、3階が展望台になっており、ここからは眼下に広がるチューリップ圃場や、雪谷川ダムに架かる吊り橋などが一望できます。ここでは風車展望台を中心にして、色とりどりのチューリップとを組み合わせてみました。
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