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宮古市黒森神社・古代杉
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古い神社を訪れると、必ずと言うほど厳粛さと歴史を感じさせる巨木の姿を目にすることが出来ます。ここ黒森神社の後ろには巨大な杉の木がありました。境内から10分ほど山登りをすると、うっそとした杉の木立の中にそびえ立つ巨木の姿が目に入ります。題して御祖父杉と御祖母杉です。 最初の画像は、黒森山頂上への登山道にある御祖母杉です。境内にある解説板の説明によると、枯死の部分を入れると直系が5mを越える巨木になるようです。かろうじて中心部分が生きているようですが、推定年齢が三千年と言いますからすごいことになります。現場はすごく暗くて、撮影するのが大変なのでストロボを使いました。 黒森山・・・ |
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御祖母杉を通り抜けると、上の方に更に巨大な枯れた杉の木が見えてきます。一月に来たときの画像ですが、比較のために同行した友人Nさんに立ってもらいました。Nさんの身体の大きさからその巨大さが想像できると思います。 御祖父杉・・・ 御祖母杉よりも見た感じが巨大ですが、大正二年二月の山火事で焼けたとあり、内部が空洞になり焼けこげた部分が認められます。説明板によると、年齢確認の基準が1mm一年となっていました。枯れ木の空洞に入り内部を撮影しましたが、枯れた木の表面に焼けこげの跡が確認できます。根元の部分が半分ほど切り取られていますが、年齢等の調査のために切り取られたものです。内部の木質部は腐食して無くなり、表面の堅いキチン質の部分だが残っています。 太さと根回りの様子から、生きていればかなりの太さと高さになりそうです。もし現在迄生きていたとすると、有名な屋久島の杉にも匹敵しそうで残念でした。ここから更に登山すると黒森山の頂上(311m)まで行けましたが、体力と時間の関係で断念しました。 |
今まで訪れた歴史のある神社には、必ずと言うほど杉の巨木があります。人々の信仰の対象として崇められてきていることを思うと、ここまで年月を刻み成長してきた巨木のエネルギーを感じます。 また、永遠の生命を希求する人々の願いの現れでもあります。長い時代を生きてきた巨木から、逞しく生きるエネルギーをもらいたいものです。 |
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