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location:uchinome.jpトップ>ドキュメント>倒れた巨大古木・処理あれこれ |
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青天の霹靂になった台風一過・・・ 2012年春先に家の西側の杉の木(通称いぐね)を伐採した時、迷った末に残しておいた我が家のご神木である。この巨木がうまい具合に空き地にそっくり転がって倒れていた。間違って母屋の屋根にぶつかれば、間違いなく屋根がつぶれ家が半壊していたと思われる。 根本の直径が1.2mほどあり、本来の高さは25mほどあった我が家伝来の巨木である。二十年ほど前、何故か地上高15mほどのところから枯れて先端部が落下し、15m程の所から枝が横に出て伸びてバランスの悪い姿の木であった。実際の姿は根元がほとんど腐り、よく倒れないで立っていたなと思えるのが実態であった。先端部の枝が枯れた巨木の中に根を生やしたような形になり、何とか生きていたのが不思議なくらいの姿であった。 今日は台風26号が東北地方を通過した日です。この台風で倒れたものですが、不思議なことと言うかおもしろいことに気がつきました。杉の巨木と並行して生えていたのが同じぐらいの高さの「エノキ」でした。よく見たら、今までとは違った角度に曲がっていました。エノキの幹に接してこすられながら、ずずっと杉の木が寄りかかって倒れ、柔らかいエノキを曲げながら母屋の西側にずり落ちたものでした。 ほぼ真っ直ぐに立っていたエノキが母屋の方に大きく曲がり、枝が屋根のトタンにぶつかるくらい曲がっています。
根元の土が盛り上がり、根の部分が土から出ていました。(※当日の日記より転記) |
2014年1月29日倒木裁断処理・・・ 今にして思うに、エノキに支えられて倒れたから母屋に直撃をしなかったものです。エノキにぶつからない方向に倒れていたら、築120年の昔の我が家は屋根もろともつぶれていたはずです。そんなことを思ったら、無事に家が残ったのもご神木の御利益であるし、実際に自分がその下の部屋に居たのですから命拾いをしたと言えます。古木処理を巡って色々な想いがあったものの、以前に「いぐね」処理をしてもらった業者にお願いして片付ける事になりました。 「いぐね」処理の時もそうでしたが、伐採や片づけには重機の使用がなければ出来ませんし、廃材となった立木は処分場へトラックに積んで運搬します。このトラックに積み込む作業にも重機の利用が不可欠ですし、重機が移動する場所も我が家の敷地内にある畑を移動してもらいました。雪がかなり積もっていましたが、ゴムのキャタピラーは雪にめり込まず意外でした。前回の作業も雪の中で行いましたが、畑にはキャタピラーのめり込みが跡が沢山ついていました。 |
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