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    世界糖尿病デー・平泉ブルーライトアップ


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全体の様子であり、風がなかった事もありきれいな様子になりました。

世界糖尿病デー・平泉ブルーライトアップ・・・

11月15日付の朝刊を見て驚いたのは、平泉観自在王院跡・舞鶴が池で14日から16日までの三日間、世界糖尿病デーのブルーライトアップが実施され、その画像が紹介されていたことです。世界が一丸となって糖尿予防と治療の大切さを訴えるキャンペーンとのことでした。

先ほどのことですが、湯田ダム上流にある貯砂ダムのライトアップを撮影したばかりでのでいよいよライトアップのシーズン到来かなと思ったほどでした。しかし、新聞記事を読む内に単なるライトアップではなく、糖尿病防止啓発に関する世界的な取り組みであり、世界180カ所で行われているとのことでした。

早速平泉まで走ったことは言うまでもありません。しかし、夕方からの天候が思わしくなく雨降りとかなりの風が吹いています。大きな傘を持参し、最悪の場合は傘をさしての撮影を覚悟して平泉を目指しました。家から40分ほどかかり、現地に着けば天候が変わっているだろうと淡い期待をしてのドライブになりました。

平泉に入ったら風雨が無くなり、雨具を使用せずに撮影できそうで一安心です。車を置くところがないので、皆さんと同じように路上駐車になりました。ライトアップと言うことから現地が明るいだろうと思いましたが、真っ暗でライトなしでは歩くのが困難で大変でした。長靴を履いて歩かないと、雨を吸い込んだ芝生は大変です。

ここでは池の正面にカメラをセットし撮影した画像から、全体の様子、一本の木の様子、水面に映り込んだ様子に分けて紹介いたします。トップの画像は全体の様子であり、風がなかった事もありきれいな様子になりました。



全体の様子・・・

画像から判断すると、中央にメインになるケヤキの木があり、左右に松の木が見えています。

新聞で見た画像、きれいな青色に輝くケヤキの木と池の水面に反射した木々を探しましたがありません。照明もLEDとばかり思って居たのですが、池の畔に置かれた青色蛍光灯(数は12基ほど)が輝いています。現地には子ども連れの方も多く、池の畔を不用意に歩くと落ちてしまいます。

肉眼では青白く輝くケヤキの枝振りなど一切見えず、かろうじて木があるのが分かりますし水面に映った木の枝振りが分かる程度です。しかし、撮影してモニター上に出た画像を見て「うーん、キレイだなあ」と改めて見直しました。

青い色、現場の木には感じませんが、画像で見るとくっきりと浮かび上がります。じーっとみていると心が癒されます。世界遺産の舞鶴が池の畔のケヤキの木、建物の場合は青い色光が当たるとそのまま輝きますが、細い枝を持つ木の場合は鮮明な色が出ません。

キレイな新聞画像を見て期待してやって来られた皆さんには、よけいこのことを感じていると思われます。撮影してはじめて青白い木々の枝が見えてくるマジックとも言えます。自分もその一人でしたから・・。

全体の様子 1
全体の様子 2
全体の様子 3

一本の木の様子 1 一本の木の様子・・・

隣の木とかなり接近しているので、切り出しがかなり困難です。ケヤキはきれいに見えますが、松の細い葉に当たった色光はうまく現れません。
一本の木の様子 2 一本の木の様子 3

水面に映る木々の様子・・・

今まで数多く水面に映る紅葉や風景を撮影してきました。水鏡とはうまい表現であり、風景等が上下対称にピントがくっきりとあった場合は思わず嬉しくなります。水面の動きがほとんどない状態はめったになく、偶然か待ち受けのたまものだと言えます。

今回の池の水面に映った木々の姿、撮影してから気がつきましたが、木の根本から離れるにしたがい何となくピントが甘くなることに気がつきました。最初は単純にピンぼけと処理していましたが、ほとんどの画像でその傾向が見られることです。

これはピンぼけではなく、水面の表面なのか、水中なのか、どこにピントが合っているのかをいろいろとかんがえてみましたが良く分かりません。とにかく不思議なことなのです。

水面に映る木々の様子 1
水面に映る木々の様子 2
水面に映る木々の様子 3

観自在王院跡・・・

観自在王院跡とは、岩手県の平泉に藤原基衡の妻が建設した寺院跡。境内跡は「毛越寺境内 附 鎮守社跡」の一部として国の特別史跡、庭園は「旧観自在王院庭園」として国の名勝に指定されている。

2011年(平成23年)6月26日、「平泉―仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群―」の構成資産の一つとして世界遺産に登録された。

毛越寺に隣接している。1189年(文治5年)以後は荒廃し、水田となっていた。約160×260mの南北に延びる寺域の北部に2つの阿弥陀堂があり、中央部に園池があった。その寺域にある平安時代末期の庭園は1973年(昭和48年)から1976年(昭和51年)にかけて発掘・復元されている。数少ない平安時代の庭園遺構として評価されている。

                                                       
世界糖尿病デー・・・

世界糖尿病デーは世界保健機関(WHO)が定めた国際デーである。11月14日。国際糖尿病連合とWHOが1991年に制定。当日は世界各地ではブルーライトアップを灯す行事が行われている 。また世界糖尿病デー前後には糖尿病に関するイベントやシンポジウムなどが開かれている。当日は、世界中の遺跡や建物などをシンボルカラーのブルーでライトアップします。
                                                        (※ウイキペディアより)


テキスト記事を作成するためにネット資料等から検索すると、すごい数の内容がヒットしてきます。岩手県では世界遺産の平泉町・観自在王院跡の他、盛岡市の病院でも点灯されていますし、全国的には建物や遺跡等でかなりのイベントが実施されているようでした。

糖尿病は成人人口の約5〜6%が抱えており、2025年には3億8, 000万人に達すると予想されています。私も今のところは検査でマイナスですが、加齢や食生活環境の変化に留意しなければならない事項がかなりあります。罹患してからでは遅いので、十分なる注意が必要だと自覚しています。

今回初めて池に映り込む木々のライトアップの撮影をしました。心配された雨と風は現地に入ったらほとんどなくなり、心配せずに撮影することが出来ました。

一気に寒気が気になる岩手になりました。これから年末年始にかけて大好きなイルミネーションやライトアップがあります。体力と交通安全に留意し出かけたいものです。
                                                     (2014.11.17 作成)

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