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location:uchinome.jpトップ>ドキュメント>二色花・スポーティングフラワー>その2 |
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ここからは、白いサツキの花に見られた赤い部分の入り具合を撮影してみました。色々ありましたが、丸い部分と直線の部分を切り出してみました。 |
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花びらの頂点(尖った部分)から真っ直ぐ紅白に分かれています。 それと関連するのでしょうか、雄しべの部分も赤くなっていました。 |
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花びらの境界を挟んで円形になっています。おもしろい形だなあと思います。 |
おわりに・・・ 今までうかつにも見逃していた白いサツキの花でした。まさか、赤と白が対称的になっているとは予想だにしなかった私です。この貴重な変化に気がついて撮影したのですが、確認できたのがたったの二日間で花が飛んでしまい行方不明になりました。来年はもっとていねいに観察しなくてはと思います。 この白いサツキですが、最初にも書きましたが40年程前の接ぎ木です。今では大きな株になり、どれがどの部分かの判別は出来ません。今まで日陰の片隅に追いやっていましたので、花の時期が終わったら掘りあげて日当たりに出したいなと思います。もしかして、生育環境を変えたら紅白の花は見られなくなるのかも知れません。 一番の興味の関心は、来年同じ場所で開花する花の場合、昨年咲いた時と同じ形になるように遺伝子も調整されるものなのか、それとも全く偶然の出来事であり同じ形にはなれないのかと言うことです。遺伝的な変化であれば変化の形質は引き継がれるはずです。来年が楽しくなってきました・・・。
生物学における キメラ (chimera) とは、同一個体内に異なった遺伝情報を持つ細胞が混じっていること。またそのような状態の個体のこと。この用語はギリシア神話に登場する伝説の生物「キマイラ」に由来する。 近年は「キメラ分子」「キメラ型タンパク質」のように「由来が異なる複数の部分から構成されている」意味で使われることもある。 スポーティングフラワー(多くの種に存在する多色花)・・・、植物学者は植物の一部が自然に変異するこの現象を“スポーティング”と呼ぶ。その結果、鮮やかな二色の花となった。 |
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