2016陸前高田市・奇跡の一本松に戻る

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奇跡の一本松に向かう・・・

希望の架け橋の下をくぐり抜けると、目の前の左側に一本松、中央にユースホステル、そして、大きな水門が見えてきます。この風景を見ながら、フェンスの通路を歩き一本松まで向かいます。今まで何回も来ていますが、この付近の浜辺の風景は震災当時から大きく変わっては居ません。

今回は遠くから見た一本松の様子と、一本松のほとりから見た希望のかけ橋の様子を撮影してみました。
遠くに奇跡の一本松を望む 1 遠くに奇跡の一本松を望む・・・

大津波で破壊された当時の様子がそのまま残っている浜辺の様子です。浜辺までは立ち入ることが出来ないのですが、当時の波打ち際あった施設等の残骸がそのままになっています。
遠くに奇跡の一本松を望む 2 残っている水門
奇跡の一本松と破壊されたままのユースホステル 奇跡の一本松と破壊されたままのユースホステル。無残な姿を残して居ますが、いずれかは解体されるものと思います。
奇跡の一本松の縦位置画像 奇跡の一本松の縦位置画像

下の画像は左側が先端部の枝先であり、右側の画像は幹の部分の皮がはがれかかっている様子の画像です。

気になったのが皮の剥離した部分です。念のためにと思い、以前の画像と比較したら新しく剥離した部分のようでした。
奇跡の松枝先の部分 何故か幹の部分がはがれていました。
三日市会場七夕の絵図 三日市会場七夕の絵図・・・

高田地区海岸災害復旧工事

メッセージ:幸せって 未来を信じて生きること・・・高田高校書道部

作画はどなたがなされたのか不明ですが、画を拡大してみるにつれ表情豊かな人々の姿が描かれているのに驚きます。
水門方向の様子 奇跡の一本松までの通路はこれから先へは進めません。フェンスにより沿って撮影した水門方向の様子です。

下の画像は、その場所から希望のかけ橋方向を望み、手前の水面と対比させての様子です。同じようの画面が続きますが、微妙にずらして見た橋の様子になります
希望のかけ橋方向 1 希望のかけ橋方向 2
採石場の跡 採石場の跡です。二棟八基の破砕マシーンがあり、土埃と騒音がもの凄かった場所です。内部の破砕マシーンが撤去されたことにより静かな場所になりました。

先ほど見た奇跡の一本松通路延長により、津波に対しての緊急避難地になったようです。
古川沼付近 1 一本松を囲っているフェンスの編み目を通して見た、以前の松原方面の様子です。
古川沼付近 2 古川沼は健在であり、その前に巨大な高さの堤防が造られています。


一本松周辺に立てられてある絵入りの看板からの切り出しを試みました。やなせたかしさん作画の「ひょろ松君」
ヒョロ松君について ヒョロ松君・・・

漫画家のやなせたかしさんのメッセージと「ヒョロ松君」イラストが現場に掲げられていました。

テキストに起こしませんが、拡大画面にするとはっきりと読めますのでクリックして試みて下さい。
モザイクタイル モザイクタイル

このモザイクタイルは、社会福祉法人凛々会あすなろホームのみなさんが作画しました。

一本松の囲いの中に置かれてあります。

三日市会場七夕の絵図 三日市会場七夕の絵図からの切り出しです。

気仙町地区のけんか七夕などの様子に置き換えれば、一人一人の表情が生き生きとしてきます。それにしても、凄い数の人が書き込まれていました。
最後に残った解体前の希望のかけ橋 最後に残った解体前の希望のかけ橋です。   
今年中には解体されると書かれてありますが、その予定を入手し何とかして現場で見学し撮影したいものです。
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