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           釜石市・錦町虎舞


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錦町虎舞・・・

伝承地:釜石市浜町
伝承団体:錦町青年会
公開期日:毎年 10月第3日曜日(釜石まつり)
公開場所:尾崎神社

錦町虎舞は、門前虎舞と称したが町名の変更により錦町となり、現在は浜町三丁目となっているが、前町名のまま「錦町虎舞」と呼称している。

虎舞も古昔は権現頭を虎様に彫刻したものを使用していたが、大正期に門前居住の藤沢高一氏により工夫制作された張り子製となりよりリアルなものに変化し、軽くて自由に虎頭を動かせることにより、舞いが活発勇壮に踊るようになったと同町の虎舞の長老故沢田長助氏は語っていた。

舞歴としては、毎年十月の尾崎祭、六月の錦津見祭の祭礼供奉の他、各種芸能大会で披露されている。

錦町虎舞は市内虎舞団体の中でも重厚で内容豊かな代表的団体と言われている。その他として刺鳥舞、狐かり、いかめ漫才、御祝、甚句等も伝承されていた。(※釜石観光協会資料より)


12:20 錦町虎舞が始まる・・・

ステージ左側に太鼓・笛の囃子が位置し、その後ろから虎舞二人組が登場してきます。

虎舞の後、扇と手槍を持った男衆が登場し一人で舞います。途中でザルに持ち替え、何かをとらえる仕草になりますが良く分かりませんでした。続いて扇と柄杓を持った男性に変わりました。時間にして18分ほどあったようです。
錦町虎舞 1
錦町虎舞 2 錦町虎舞 3
錦町虎舞 4 錦町虎舞 5
錦町虎舞 6 錦町虎舞 7
錦町虎舞 8 錦町虎舞 9
虎の動きから、最初は跳ね虎が舞われ途中から笹喰みに変わります。大きな虎の口が開き、舞台右に置かれてあろう笹竹をがっちりと咥えてもぎ取ってしまいます。 錦町虎舞 10
錦町虎舞 11 錦町虎舞 12
錦町虎舞 13 「どうだ・・、笹を喰ったぞ」、そう言いたげな虎の動きが気に入りました。


続いて扇と手槍を持った方の舞いになりました。最初の方は虎模様の衣装をまとい、上半身は法被姿でした。後半の方は扇と柄杓を持ち、囃子方のスタイルでした。この違い、何を意味するのかは不明です。
錦町虎舞 14 錦町虎舞 15
錦町虎舞 16 錦町虎舞 17
錦町虎舞 18 錦町虎舞 19
錦町虎舞 20 錦町虎舞 21
錦町虎舞 22 最後の場面です。舞台には8名の方しか見えませんでした。実際には交代しながら舞いますのでもっと多かったように思えました。
 

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