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location:uchinome.jpトップ>暮らしの表情>祭りアラカルト>2009宮古市黒森神社例大祭・神事>湯立託宣 |
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私にとっておなじみの黒森神楽発祥地の神社ですが、例大祭を見るのは初めてのことです。最大の関心事が、神子による厳粛な儀式の「湯立託宣」でした。うっそうと繁る杉の古木の中にある境内です。雨降りとあって、会場は高いところからブルーシートが掛けられ薄暗い状態でした。 |
始まる前の境内の様子・・・ |
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湯立託宣が始まる・・・ |
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神降ろし行事・・・ 神降ろし行事である。法印は塩の入った三宝をとり、釜の方向に向って塩をまく。次に神子も同様にまく。 法印と神子の前には、米が入った三宝と塩が入ったお盆が置かれてあります。最初に法印が座ったままで釜に塩をまき、その後、神子がお盆をもって立ったままで塩をまきます。 |
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太鼓が小きざみに打たれ、法印は「湯立祝詞」を喝える。神子はこの間珠数をもんでいる。 最初に法印は座ったままで祝詞を読み上げていますが、その後立ち上がって釜の前に行き祝詞を読み上げます。撮影した画像には、立ち上がった時には手にした祝詞が違うもののように見えました。この間、神子は数珠をもみながらひれ伏していることが多かったように思います。 |
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祝詞が終わると剣者幣を手にして、御幣のつかない柄のほうで湯釜の四方に張り巡らしている注連(しめ)を切り裂いていきます。 剣者幣・・・ 剣者幣は神歌にもあるように、悪魔を妨げる象徴であり、釜の廻りの注連(しめ)を切る刃とも見なされている。 |
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剣者幣で釜の湯をかきまわしながら「大道神祇の文」を唱えて、様々の祈願をする。 この所作の流れは私には良く分かりません。最初に御幣の部分が釜に入れられ、続いて柄の部分で釜の湯をかき回します。神子は数珠をもんでいましたが、最後には数珠を抱いて体を折り曲げていました。この姿はもの凄く神聖なものに見えました。 |
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次に法印は二束の笹をとり、釜の中の湯に浸して周囲に振りかける。 法印は両手で二束の笹竹を手にし湯釜の上にかざします。次に右手で二束の笹竹を持ち、湯釜に入れてかき回します。両手に持ち替えて湯釜から笹竹を取り出し、笹竹を振り湯を周囲に振りかけています。この間、神子は何もせずにじーっと見ていました。 |
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法印は釜に向って拝し、神子と向いあってすわる。神子は「臨・兵・闘・者・皆・陳・烈・在・前」と唱えて、印契を九回結び、刀印を結んで縦横に九回九字を切って笹を受けとる。 |
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