五年前にもお会いした山田中学校当時の生徒であったT・Sさん、今回もまた元気な姿にお会いしました。「定年まであと少し・・」と笑っておられましたが、役場の中を巡り巡ってまたこの係になりましたとのこと。大沢地区出身で生粋の山田っ子の彼は、山田町観光課に属し元気な姿で乗船客に山田湾やオランダ島について紹介してくれました。
山田湾・・・
山田湾は、周囲20kmのほぼ円形で、その穏やかな円鏡を思わせる海面により海の十和田湖と称されている。その中に浮かぶ白い岩肌に松の緑が鮮やかなオランダ島(山田大島)と小島。その間に干潮となると現れる中州は、まるで箱庭を思わせる。
最近では、リアス式海岸を代表する波穏やかな山田湾は、シーカヤックの隠れたメッカとして愛好者注目の場所であり、たびたび波間にに浮かぶシーカヤックを見かける。上級者は船越半島の荒々しい変化に富んだ海岸美を堪能し、初心者は箱庭風景の山田湾を楽しんでいる。
この素晴らしい青い湾は、私達に多くの恩恵を与え続けている。カキ・ホタテに代表される養殖事業やウニ、アワビ漁は本町の活力源であり観光資源でもある。カキ・ホタテの養殖いかだは約4,500台(延縄式も含む)あり、山田湾から揚がる生産額は、ピーク時には年間86億円もあったが、現在は半分以下の35億円前後となっている。
また、癒しの景観として私達を優しく包んでくれる「母なる海」であり、この豊かな自然の恵みを大切にし、後生につないでいかなければならない。 (※海上渡御見物と山田湾クルーズ2010より)
天気が良かったらなあと悔やまれましたが、船からの神輿見学と撮影は感動的だったなあと思いました。今まで見てきた水しぶきを上げて走る男達の表情も迫力がありましたが、今回は海上に出てからの生き生きとした表情等を見て撮影できたことに満足しています。また機会があれば訪れて見たいものです。
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