今回残念だったのは、三年前に見た様に目の前で神輿が海に入る場面が見られなかったし、撮影も遠くからしか出来なかった事である。200mmレンズで引いたものの迫力が不足し残念であった。でも何とか須賀を移動できたので、遠くからであるが撮影することが出来た。早くから来て一番良い場所を確保した人達は、本当に残念だったと思う。
しかし、これは自分が陣取った場所が良くなかったことだし、始めから海に入る覚悟でゴム長を履けば解決することであり、悔しかったがどうにもならない。大杉神社の腕章をしている係の方にお聞きして見た。「去年とは違う場所に入りましたね」・・。そしたら「今までの場所は関口川からの砂が入り込み、ヘドロが多くなった。それでヘドロを浚渫したので急に深くなり、危険になったので場所を変えた」・・とのことであった。
「ロープを張ってある場所が入る場所なのです」、確かにその通りである。河口の遠浅部分、しかも重い神輿を担いで走り回るのだから、海底がしっかりとした場所でないと出来ない。安全には十分配慮しなければならない。来年来るとしたら、ゴム長を履きロープのある場所を確認して場所を確保しなければならないなと思った。
大杉神社に寄らないで国道を南下し、織笠大橋のパーキングで遙か向こうを航行する曳き船を見ました。大島小島がくっきりと見える穏やかな山田湾、四十年前には毎日この光景を眺めて通勤した場所でもあります。間もなく秋が深まり、織笠川にはサケが遡上してきます。遡上する前には、河口付近の沖合を群れをなして泳いでいたのを覚えています。この場所は、若い頃が懐かしく思い出される場所でもあります。
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