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   2012田んぼアート・石鳥谷八幡田んぼアート


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テーマの中心部分、それぞれの表情が豊かで見とれます。

どんぐりと山猫・・・

今年で三回目を迎え、6月5日に田植え作業が行われた「八幡田んぼアート」です。石鳥谷地区生涯学習会館から見下ろした田んぼに、宮沢賢治の「どんぐりと山猫」をテーマに描かれています。昨年からテーマのデザインを宮沢賢治の童話に求めてレイアウトされています。

現地を訪れたのは6月末の28日、盛岡からの帰りの午後でした。田植えがされてから二十日以上が経過していますので、株間も埋まり完成に近い状態で見とれてしまいました。田んぼ一面にデザインされた山猫、大きな目とヒゲ、その回りに配置されたどんぐりとの対比が素敵でした。山猫もドングリも目の表現が生き生きとしています。

ちょっぴり気になったのが線路上の架線です。全体像の撮影では気になりませんが、アップにすると何本もの架線が写りこみ気になります。場所的に仕方のないことですが、午前中ならば架線が光ることが減りそうです。7月になってまだ訪れていませんので、完成した「ドングリと山猫」を求めて出かけたいと思います。


全体の様子

全体の様子

田んぼから見上げた生涯学習会館、高さは15m位かなと思います。

斜面の下はJR東北線であり、二本の線路が見えています。

正面田んぼに遠近法を取り入れて、全体にテーマがレイアウトされています。


テーマの拡大 1 テーマの拡大

正面の位置から山猫とどんぐりの表情を切り出したものです。
テーマの拡大 2

正面より右側寄りの眺めになりますが、山猫の表情が細長くなります。

テーマの拡大 3 可愛いどんぐりの拡大です。山猫の大きな目との対比です。

道路には、田んぼアートの幟がはためいていました。

通過列車とのコラボ 1 この場所で田んぼアートを撮影していると、どこからとなく踏み切り警報音が聞こえてきます。

田んぼアートと通過列車の組み合わせ、静と動の対比ですので絵になります。

昨年度は、賢治の銀河鉄道と金太郎機関車の組み合わせでした。
通過列車とのコラボ 2 通過列車はコンテナー車です。列車はスピードがありますので、少々ぶれています。

荷台だけの後ろに「ガンバローみんなで!」を配置し、願いを全国に届けて欲しいなと思います。

現場に設置された案内板・・・

毎回この場所で田んぼアートを見ながら、見下ろす場所に立派なパネルがの設置されていることに驚きます。今まで各地の田んぼアートを見て撮影してきましたが、ほとんどの場所は「テーマ」はおろか内容についての解説がされていない所が多いようです。

各地で行われている田んぼアートですが、デザインを見ているとどのような品種を使用して色を表現するのか、植え方はどうするのか等々知りたくなります。私も撮影してHPで紹介していますが、詳細データがないと記事を書くときに迷います。新聞報道での記事もネット見ることは可能ですが、記事内容の引用はできません。

ここまで完璧に作成するにはかなりの手数と費用が必要だと思われますが、いつも見ながら嬉しくなっている私です。今回は案内板を紹介したいと思い撮影しました。この内容については説明はしませんので、画面から読み取っていただきたいと思います
案内板とテーマ
田植え体験説明切り抜き
案内パネル