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       2012田んぼアートあれこれ


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乗馬姿の義経と平泉の文字。

田んぼアート・・・

六年ほど前からとりこになった一人です。田んぼアートとは田んぼに色の違う稲の品種を植え、生長するにつれて一枚の巨大な絵が描かれます。いつも鑑賞しながら感じることですが、田んぼアートの企画デザイン担当の方は大変だなあと思います。広々とした田んぼを巨大なキャンバスに見立ててのデザイン、高い場所から俯瞰して鑑賞するには遠近法を取り入れた描画デザイン設計が欠かせません。

画かれるデザインも色々あり、ほとんどの地区では浮世絵や人物、郷土芸能、地域の特産物等々が繰り込まれます。継続して行われますと、来年は何をどのようにデザインするのだろうかと期待が出てきます。見る立場の者は勝手にそう思うのですが、設計管理者の方は大変だろうなあと思います。(※2011年田んぼアートの記事より)


梅雨入りしたはずなのに、毎日好天が続き暑い日差しになっている岩手です。この暑さと日照で、家の周囲の田んぼの株間が狭まり順調に生長しています。こうなると気になるのは各地の田んぼアートの話題です。六月初旬に田植えが行われていますが、テレビや新聞報道で紹介されないことが多く情報不足になります。

県内三ヵ所(平泉町・奥州市・花巻市)の田んぼアート会場はそれほど遠くではありませんから、空模様を見て走ることになります。遠くても40分ほどで行けますので、田んぼアートウオッチングは当分の間続きそうです。6月25日には水沢区のアテルイ田んぼと平泉のライスアート、そして、28日には盛岡の帰りに石鳥谷田んぼアートを見てきました。いずれの地区でも六月初め頃に田植えが終わり、きれいな彩りが見られるようになっています。

残りはもう一つ、行けるかどうかは決めてはいませんが青森田舎館村の田んぼアートです。

トップの画像は、平泉町長島地区の大型圃場に描かれた田んぼアート(勝手に乗馬姿の義経としましたが)です。まだ株間が十分に生長していませんのですっきりとしませんが、間もなく株間が埋まり見事な様子を見せてくれます。

また、稲の生長と共に表現される色調が変化してきますが、昨年同様に時間の経過を追いながら撮影しまとめていきたいと思います。それぞれの内容をご覧になるには、タイトルの文字かサムネール画像をクリックしてお進み下さい。


手前のデザインが冬の祭「農はだて」の大俵引きの姿です。 奥州市水沢区

6月3日ですが、水沢区佐倉河の水田で田植え作業が行われました。

今年で五回目になりますが、毎年見ている私にとって今年のテーマとデザインが楽しみになっていました。

新聞報道によると、「農はだてのつどい」と全農お米キャラクターの「純鬼くん」をデザインに採用したといいます。

乗馬姿の義経と紹介しましたが、私の思い込みです。まだ稲の株間がありこれがなくなると素晴らしいなと思います。

平泉町

平泉町長島地区の大型圃場を利用した、巨大な田んぼアートです。

R4号から北上川を越える高舘橋の上から見られますが、今年のテーマは「乗馬姿の義経」でしょうか・・。

昨年は震災後でもあり、この地に描かれた「絆」の文字が人気スポットになり日本中に紹介されました。

ほぼ完成したと言える田んぼアートで、目の表情が生き生きとしています。

花巻市石鳥谷

今年で三回目を迎え、6月5日に田植え作業が行われた「八幡田んぼアート」です。

石鳥谷地区生涯学習会館から見下ろした田んぼに、宮沢賢治の「どんぐりと山猫」をテーマに描かれています。

シンプルなデザインですが、ネコとドングリの対比が素敵ですし、目の表情が生き生きとしています。

文字だけですがはっきりと読めます。今が発芽の最中でした。 盛岡志波城跡

田んぼアートの美しさをを求め、県内を出歩いて数年になります。

今年の猛暑に負け、念願の田舎館村には出かけていません。岩手の未発見とも言える田んぼアートの発見です。

新聞報道で知りましたが、盛岡市上太田の志波城古代公園内にありました。