2012田んぼアートあれこれに戻る


     2012田んぼアート・水沢区アテルイの里


ウチノメ屋敷 レンズの目 自然の表情 暮らしの表情 ウチノメアーカイブス
岩手の鍾乳洞 岩手の蘇民祭 ほっづぎある記 心のオアシス
ドキュメント  

location:uchinome.jpトップ>暮らしの表情>催しアラカルト2012田んぼアートあれこれ>水沢区・アテルイの里

 サイトマップ


今年のキャラクターは、じゅんきくんです。
アテルイの里田んぼアート・・・

奥羽山脈の「ハル」の雪文字が消える頃、家の周辺の水田は緑一色に近い様相を見せ始めます。まだ稲の株間は空き、周辺の景色が写る水鏡状態です。気になっていた水沢区のアテルイ田んぼアートですが、新聞情報によると6月3日に田んぼアート実行委員会の企画で田植えを作業が行われたと言います。

今年で五回目になるんぼアートですが、毎年見ている私にとって今年のテーマとデザインが楽しみでした。新聞報道によると、「農はだてのつどい」と全農いわてお米キャラクターの「じゅんきくん」をデザインに採用したといいます。

昨年までキャラクターとしてアンパンマンが主題でしたが、今年はお米キャラクターの「じゅんきくん」になりました。メインのテーマは毎年違い、今年はお隣胆沢区の冬のイベント「農はだてのつどい」から大俵引きになりました。

最初に現地を訪れたのは6月12日でしたが、植えられて間もないので区画のテープ等が目立ちはっきりとは分かりません。撮影しているときは気がつきませんが、画像処理をしてびっくり発見がありました。画面左下の白い部分、私にはネコが座っているように見えるのです。意図して造ったものならば、その遊び心に脱帽です。

                                                  (※6月12日ほっづぎある記より)


苗が生長し株間が埋まる頃になると、区画のテープが取られ、植えられた品種特有の色が現れてきます。家から二十分ほどの場所にあるアテルイ田んぼです。これから稲の生長を見にふらりと訪れ紹介する予定です。



6月12日の様子から・・・

植えられて間もないこともあり、田んぼには区画のテープが数多く張られています。なんとなくデザイン模様が分かりますが、それぞれの品種が生長し色合いが着く頃になるとはっきりとしてきます。

今まで南側の田んぼにはアンパンマンがデザインされていましたが、今年はお米キャラクターである『じゅんきくん』になりました。メインテーマは毎年違い、今年は力強い「農はだてのつどい」の大俵引きです。
跡呂井公園への入り口通路 跡呂井公園への入り口は狭いたんぼ道で、車が一台やっと通られるだけの道幅です。田んぼアートの時期は一方通行になります。

以前は駐車スペースがなく大変でしたが、2010年からは駐車場が整備されゆっくりと見学できます。
通路から見た田んぼ、この位置からは良く分かりません。 駐車場脇道路から田んぼを見ると、今年のメインテーマである「全日本 農はだてのつどい」の赤い幟が立てられてありました。

この場所からはテープの区画は分かりますが、何が表現されているのか分かりません。

櫓らから見下ろす 1・・・田んぼアート全景。 櫓から俯瞰した田んぼアート全景です。

北上川沿いの一角に跡呂井公園があり、その小高い丘にそびえる巣伏の櫓が建てられています。

田んぼアートは、この櫓から俯瞰したとききれいに見えるように遠近法でデザインされています。
櫓らから見下ろす 2・・・キャラクターのじゅんきくん。

南側にあるキャラクター「じゅんきくん」です。まだはっきりとはしませんが、何となく雰囲気が伝わってきます。

画面左下の白い部分、ネコ好きの私には白ネコが座っているように見えるのです。意図して造ったものならば、その遊び心に脱帽です。

櫓らから見下ろす 3・・・メインの全体。 メインの部分は、胆沢区で冬に行われる「農はだて」のデザインです。中央の丸いのが大俵であり、左右にいる若者が大俵を引いています。

大俵の上には三名の男衆が乗っており、下帯を締めています。稲が生長したとき、赤い下帯が表現されれば見栄えがあります。

櫓らから見下ろす 4・・・メインの左側。 左側で大俵を引く男衆、「日本一」の幟が見えています。田んぼの周囲には赤い幟が立てられていますが、「全日本 農はだてのつどい」と書かれてあります
櫓らから見下ろす 5・・・メインの右側。 右側で大俵を引く男衆、「農はだて」の幟が見えています。植え付けられてから十日ほどですから、かろうじて苗の色が何とか分かります。


6月25日の様子から・・・

最初に見てから二週間後でしたが、たまたま水沢地区に出かけた帰りに寄ってみました。梅雨の合間の晴れた日で、くっきりとした彩りが見られていました。株間はまだかなりありますが、以前よりはかなり生長しておりデザインが見えるようになってきました。

お昼頃でもあり、見学に来られている方は誰も居りません。と言うことで、植えられてある田んぼまで出てみました。
田んぼの畦道から 1・・・JA全農いわての幟。 JA全農いわての幟・・・

前回は気がつかなかったのですが、田んぼの畦道に入り撮影した派手な幟です。風向きの関係で左右反対です。

純情産地 いわて  
がんばろう!岩手
みんなの力で!


一面の可愛い鬼、じゅんきくんで彩られています。
田んぼの畦道から 2・・・畦道から見たじゅんきくん。 じゅんきくんの田んぼの畦道から・・・

ローアングルでの撮影です。周辺の稲(ひとめぼれ)の株間がまだありますが、じゅんきくんの品種は狭い間隔で植えられたため境界がはっきりしています。
田んぼの畦道から 3・・・思い込みの白ネコの頭部分。 気になっていたネコ(?)の部分・・・

どうやら意図して造られてものではなく、田んぼへの進入路に撒いた砂に草が生えたものでした。丁度中央部分に草が丸く生えており、櫓から見ると目のように見えます。

にゃんこ好きの私だけの思い込みかも知れませんが、番犬ならぬ番ネコの様に座って見えるのです。こんな事を書くと笑われますね・・。

晴天になり、青空を入れた櫓の風景が素敵でした。
田んぼの畦道から 4 田んぼの畦道から 5

櫓からの眺め 1 アート全体

櫓最上段から見下ろした全景です。手前がメインのデザインで、小さく見えているのがお米キャラクターじゅんきくんです。

櫓からの眺め 2 キャラクター

じゅんきくんの全体像です。

左下には、私の思い込みになる白ネコをいれてみました。

ひとめぼれの文字が見え始めてきました。
櫓からの眺め 3 じゅんきくんの拡大。
                       次のページへ進む →