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平泉町長島地区の大型区画圃場で、今年で四回目の田んぼアートが行われています。ユニークだなと思ったのは、他の地区では田んぼアートの名前が一般的なのですが、ここでは外国人への対応で『ライスアート in ひらいずみ』とネーミングされていることです。平成二十三年六月、世界遺産本登録された平泉の文化遺産です。中尊寺からはかなり離れては居ますが、観客の対象を広く外国人にまで広げたと言います。(※前回記事より)

ライスアートの現場は、平泉バイパス高舘橋交差点から東側に移動した高舘橋北側に広がる大型圃場になります。昨年は東日本大震災後の事もあり、大型圃場に描かれた巨大な「絆」の文字が人気スポットになり日本中に紹介されました。

今年も同じ場所から見ることが出来ますが、今年のテーマは「乗馬姿の義経」でしょうか・・。現場に資料等が一切ありませんので、図柄から判断し思い込みで書いています。主催者にお願いしたいことは、簡単でも良いので現地に説明等があれば訪れる方々も安心して見ることが出来ます。

6月25日の様子から・・・

平泉町長島地区の大型圃場を利用した、巨大な田んぼアートです。今年の田植えは6月2日に行われ、150名ほどの皆さんが図柄にそって決められた苗を植えたと言います。まだ生育が十分ではなく、株間が目立ちますので見る角度によってかなりの違いが出てきます。

R4号から北上川を越える高舘橋の上から見られますが、今年のテーマは「乗馬姿の義経」でしょうか・・。
田んぼ畦道からの眺め 田んぼ正面

橋の上に移動する前、田んぼの側から眺めてみました。

方向としては義経(?)公の正面からになります。橋の上から見ていたので乗馬姿と言うことが分かりますが、田んぼから目線で見ただけでははっきりとはしません。

平泉の文字は何となく分かります。

橋の上からの眺め 1 橋の上から

雲の流れがかなりあり、晴れたり曇ったりの状態です。そのためでしょうか、色調にかなりのむらがありました。

正面に義経公の襟元・黒馬のたてがみを配置してみました。

平泉の文字は、斜め方向正面になるように配置されています。

株間がまだまだ伸びきらず、手前になると図柄が荒くなります。
橋の上からの眺め 2 馬の耳が中央になる配置です。義経公は株間が埋まるように見えています。
橋の上からの眺め 3 拡大した平泉の文字ですが、株間のせいで迫力がありません。
橋の上からの眺め 4 かなり左側により、烏帽子の先端と馬の尾を中央に配置してみました。
橋の上からの眺め 5 上の同じ場所から、広角気味にして束稲山方面を見た様子です。

拡大するとはっきりしますが、欄干街灯の横には八月のお盆で火がつけられる「大の字」が見えています。
橋の上からの眺め 6 右側により、馬の鼻先と平の文字の間を中央に配置してあります。
橋の上からの眺め 7 さらに右により、平泉の文字の間を中心に配置しました。

橋の上から見下ろす場所を移動しましたが、何を中心に表現するかで変わってきます。

今回は、稲の生長がまだまだであり株間が埋まっていません。

七月末にはしっかりと埋まると思いますので、その頃が見頃になると思います。


7月4日の様子から・・・

2012年7月4日でしたが、素晴らしい天候に誘われて一ノ関厳美町・祭畤(まつるべ)地区まで走りました。行く途中にあるライスアートの現場ですから、生長の様子を知りたくなりちょっぴりのぞいてみました。

路上駐車ですので、短時間にほぼ正面からの撮影しか出来ません。画面の中心線は、株間がまだ見えていますので一直線に伸びている方向になります。改めて後日、その後の様子を見に来たいと思います。

7月4日の様子 1 正面から

義経公と馬のたてがみを中心にした位置です。

株間がかなり狭まり、あまり気にならなくなってきました。

平泉の文字は完成とも言えます。
7月4日の様子 2 拡大すると株間が気になりますが、間もなく埋まります。
7月4日の様子 3 ちょっぴり中心を移動して見た様子です。義経公はほぼ完成に近いのですが、黒馬の株間があと少しです。
7月4日の様子 4 上の図柄の拡大です。微妙な表情が見えてきました。

眉毛、目、鼻、そしてきりりと引き締まった口元が分かります。

ここまで詳細にデザインした方々、そして、デザインにそって植えられた地域の方々のご苦労に感謝いたします。

7月4日の様子 5 さらに右に移動して全体の様子を見る。
7月4日の様子 6 上の拡大です。麦畑の畦道に田んぼアートの幟が見えています。

今までは橋の下にも幟があったのですが、今年は一切ありませんので残念です。
7月4日の様子 7 馬上の義経公を拡大切り取りです。

7月15日、平泉水かけ神輿を見に行きましたが、あいにくの雨降りで現場を素通りしてきました。

七月末頃に訪れて、完成した姿を記録する予定です。
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