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9:04 たんぼ道を進む行列・・・
鳥居から出るところを撮影し、行列に先立って田んぼに下りました。田んぼの雪は風に飛ばされており稲株が見えています。この場所には大勢のカメラマンが構えていたのには驚きです。
北鳥居から出た行列は、道路北側に向き一同が拝礼をします。その後、西側(八幡平方向)集落に向かいます。 |
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市役所職員の腕章を着けた方から、この田んぼの場所が一番の撮影ポイントになると教えられました。
あいにくの天候であり、ポイントになるはずの岩手山は裾野がぼんやりと見えるのみです。残念ですが、ポスターにあるような光景にはなりません。
天候条件は予測が出来ませんので、くっきりと晴れ渡った岩手山と裸参り列の対比は、何回か通わないと撮影できないと思います。 |
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裸参りの最後尾に、二本の幟旗が続きます。
幟旗には、「奉納 東日本大震災復興祈願 岩鷲山大権現 平笠裸参り保存会」と墨書されています。
岩鷲山とは昔の岩手山の名前です。三百年前にあった噴火の沈静化を願った当時の人々の祈りが、大権現(神)と言う形で祀られていると思いました。 |
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たんぼ道を西(八幡平の方向)にゆっくりと進みます。
裸参り行列に参加された白装束の皆さんは、資料等によると34名(16名の女性)とのことです。最初に集まった宮田神社境内でも、「今年の参加者は多いよなあ・・」と話されていました。 |
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西に向かうたんぼ道を進み周辺集落を回り、行列は再度北鳥居から神社に戻ります。
縦位置にし、田んぼに刻まれた足跡をアクセントにしてみました。
撮影している場所から右側の方には、かなり多くの方が行列を待っています。さすがに道路脇には誰も居らず、田んぼの中程で待機していました。
最高の場所で、良い場面を撮影したいのは誰しも同じです。行列の側でアップの表情をねらうのも分かりますが、待ちかまえている方のカメラに否応なしに入り込み雰囲気が壊れてしまいます。
撮影現場でいつも思うことですが、ここからは接近しない方がお互いのため・・・、このマナーが守られないのもいつものことです。 |