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         2013晩秋・胆沢ダム見学


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ほぼ完成した胆沢ダム堰堤上の通路。
2013晩秋・胆沢ダム見学・・・

十一月の始め、地域のお年寄りの皆さんと胆沢ダムの見学に出かけてきました。私が最後に管理庁舎屋上から眺めたのが半年前の四月末のことでした。胆沢ダム工事の進捗状況を記録するため、出かけた回数もかなりになり記録した画像もかなりの数になります。その都度、私なりの視点で紹介してきました。残念だったのは、途中で体調不良になり撮影が出来なかったことでした。

お年寄りの皆さんと管理庁舎の屋上から胆沢ダムを眺め、来年春の正式運用に思いをはせました。あいにくの雨降りと見通しの悪さで長居は出来ませんが、ゆっくりと自分たちだけの時間の中で見学できたことは最高でした。

前回見学した四月末の堰堤上は岩石だらけでしたが、すっかり舗装されてきれいになっていました。一般的にダムと言えばコンクリートの塊で、谷間の中に素晴らしい景観を見せてくれます。胆沢ダムは、谷間に岩石を積み上げただけですから圧倒される迫力はありません。自然に優しく違和感のないダムになるのかなあと、この記事を書きながら岩手のダムを思い出しています。

この胆沢ダム、平成25年11月16日に管理庁舎で竣工式を行いました。これからダムは冬ごもりに入りますが、来年の四月を目途に細かい作業等が行われると思います。春の来るのが楽しみにしているのは私だけではなく、洪水調節・流量管理、灌漑用水の確保、水道用水利用、発電等々大きな恵みが期待されます。

管理庁舎にて

管理庁舎一階で、係の方からの説明です。ふらりと訪れての訪問は許可されていませんが、事前に申し込んであれば可能になります。

パネルに張られた地図を参考に、胆沢ダムの造られた経緯等が説明されました。

この地図ですが、胆沢ダム工事事務所が発行した「風土資産絵地図」で、私も一部頂いてきました。

満水時の画像 1 満水時の放流

ガラス越しにダムを湖面を眺めていたら、壁に色々な写真が貼られてあすのを見つけ、思わず嬉しくなりました。

五月の連休で最大水位まで貯められ水が、洪水吐きから流れ出している画像です。

ダム関係の方が撮影して展示した画像だと思われますが、紹介いたします。
満水時の画像 2 洪水吐き西側からの様子、大量の水が流れ落ちる様子は壮観であったと思います。
満水時の画像 3 ダム堰堤正面から見た洪水吐きの様子です。

今回は試験的に貯めての放水ですが、今後の平常運用ではほとんどあり得ないと言います。
満水時の画像 4 取材ヘリからの画像であり、上空から見た胆沢ダムの様子がはっきりと分かります。

それにしても壮大な風景であり、運用時の管理庁舎屋上開放が待たれます。

※こまでの画像は、管理庁舎壁面に展示してあるものをお借りしました。

屋上からの眺め 1 屋上から

あいにくの小雨模様でしたが、カサをさしての撮影です。

前回訪れたのは4月29日ですから、半年ぶりの眺めになります。
屋上からの眺め 2 最初の画像の洪水吐きからの放水は、ダム最大水位の時でした。

その後徐々に水位を減らし最低水位まで下げました。

この画像の場合、水位が上昇中ですが、現在どの位の水位なのか分かりません。
屋上からの眺め 3 洪水吐きに架かる橋と、その延長になる堰堤の様子です。

前回見た時は、工事中でもあり舗装等はされていませんでした。
屋上からの眺め 4 舗装工事中であり、、堰堤の様子から言えることは、見学等の一般開放はありえません。

フェンス等も無く、大きな石が境界に置かれてあるだけです。

画像から見る限り、堰堤斜面の傾斜も大きくは見えません。
屋上からの眺め 5 アップで堰堤上を撮影してみました。

アスファルトを敷きローラーで固めていました。

トラックの周辺で、傾斜面にはみ出て工事をしていますが、転がり落ちたら怖いと思います。

以前の記事で、ダム堰堤の上を歩けたら良いなあと書きましたが、これでは無理どころか不可能です。
屋上からの眺め 6 ダム堰堤正面下には、工事中の発電所が見えています。

以前の見学会でお聞きした時、この発電所はダム管理用の発電だと話していました。

上から見たら怖い高さになります。一番下から岩を積み上げてきたのですから、凄い量の岩石です。
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