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        2014多賀城跡・あやめまつり


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メインとなるアヤメ園を見下ろせる高台からの俯瞰の様子

第26回多賀城跡あやめまつり・・・

今年のアヤメ見学はどこにしようか・・、そんなことを思いつつ気がついたら夏も盛りを過ぎようとしているこの頃です。
岩手のアヤメ観察名所もかなりありますが、撮影していながらページになっていない多賀城跡あやめまつりがそのままになっていました。季節的に遅くなりましたが、初めて訪れてきた多賀城跡の様子を紹介いたします。

ご存じ多賀城市は仙台市の東側に位置し、塩竃市の入り口にもなっています。家からは東北自動車道を南下し、富谷J.C.T〜仙台北部道路、仙台東部道路・仙台港北I.C、国道45号〜あやめ園と言ったコースになります。7月2日のことでしたが晴れ渡った東北道を走りました。距離にして130kmほど、二時間のドライブで駐車場に無事到着です。普通日でもあり、それほどの混雑も無くゆっくりと撮影しながら楽しんできました。


夏の風物詩と定着しました「多賀城跡あやめまつり」を、松尾芭蕉が『奥の細道』紀行で訪れたといわれる6月24日を含む、6月24日から7月6日まで開催します。

国の特別史跡「多賀城跡」の一角、約21,000平方メートルのあやめ園に、500種300万本のあやめ、花菖蒲が咲き誇ります。期間中の土曜・日曜日には、郷土芸能、万葉の舞の披露、野だてなども行います。


多賀城(宮城県)政庁跡

築城年:724年(神亀元年)、指定文化財:特別史跡

多賀城は、日本の律令時代に、陸奥国に設置された城である。宮城県多賀城市市川字城前ほかに位置し、陸奥国府や鎮守府として機能した。現在、国の特別史跡に指定されている。

                                                    (※会場で頂いた資料等から)


トップの画像はメインとなるアヤメ園を見下ろせる高台からの俯瞰の様子です。木組みで造られた通路とイベント広場が見えています。
                                                       (2014.08.17 作成)


会場で頂いた案内ガイドのしおり 会場で頂いた案内ガイドのしおりです。資料の裏面には期間中のイベント一覧や交流ステージ、協賛の店舗等の紹介がびっしりです。細長いしおりなので、下をカットして掲載します。

駐車場からアヤメ園へ 1 駐車場からアヤメ園へ・・・

かなり大きな駐車場ですが、ウイークデイでもありオープン直後の会場はあまり人出も無くゆったりとしています。

歩いているのは我が家だけの様な感じであり、設置されている案内テントも無人でした。普通日のオープン時間はこんなものなのでしょう・・。
駐車場からアヤメ園へ 2 駐車場からアヤメ園へ 3
駐車場からアヤメ園へ 4 イベント会場におなじみになっている出店の皆さんです。人通りがほとんどありませんので、かけ声等が無くさびしい雰囲気です。忙しくなるのはこれからですね・・。
駐車場からアヤメ園へ 5 第26回多賀城跡あやめまつりの垂れ幕があるステージです。誰もいないステージと椅子、ちょっぴりさびしい雰囲気になりました。

ステージバックには、多賀城市観光協会 キャラクター たかもんが掲げられ、ようこそいらっしゃいました 多賀城跡あやめまつりの文字が見えています。
駐車場からアヤメ園へ 6 本部テント・・・

ここで様々な資料を頂きました。あやめまつり以外にも史跡としての多賀城の資料は参考になりました。

大きな看板には無料史跡ガイドの案内があり、多賀城跡多賀城碑などの史跡をご案内いたします・・、と書かれてあります。

広いあやめ園の様子 1

広いあやめ園の様子・・・

資料によると、500種300万本のあやめ・花菖蒲が咲き誇る庭園です。品種毎や同一株毎に畝たてされ、その区画毎にきれいに整備されています。

入り口からメインとなる会場まで、楽しめながら歩くことが出来ます。
とにかく歩かなくてはなりません。     

広いあやめ園の様子 2 あやめの植え方はほぼ品種毎のようで、同じ色合いの花(株)が直線上に続きます。

ここで見かけたのは「あやめ即売所」です。一株1,000円から3,000円の価格帯の様です。見ていたら早速指名買いになり、お気に入りの株を掘ってもらっていました。

近くの方や車でお出での方は良いのですが、その他の方々は持ち帰るのに大変そうです。
広いあやめ園の様子 3 広いあやめ園の様子 4
広いあやめ園の様子 5 同じ白い株ですが、根元にある名札を見たら江戸系の品種です。左側が「夕鶴」、右側が「沖津白波」とありました。

私には同じ白い株にしか見えませんが、愛好家の皆さんにとっては違いがはっきりと分かるはずです。

圃場の端には木陰の野原があり、思い思いに休んで居られました。今まで見てきたあやめ園とは違い、かなりの広さと品種毎の植え込みがあります。
広いあやめ園の様子 6 広いあやめ園の様子 7
広いあやめ園の様子 8 ここは紫がかった品種であり肥後系となっています。名札には「幸若の舞」「海王星」と名付けられていました。

第一回大会(昭和六十三年) 特選の歌が紹介されていました。
「六段のしらべに揺れるあやめかな」・・仙台市 高橋隆子さん。

下の左画像にも同じ様な歌が紹介されていました。
第三回(平成二年)特選
「あやめ音頭百花のあやめ絵巻かな」・・仙台市 木村千代子さん。
広いあやめ園の様子 9 広いあやめ園の様子 10
広いあやめ園の様子 11 あやめ園の一番良い場所に、木製の渡り廊下通路と広場が造られ、この広場で歌会やパフォーマンスの発表があるのかなと思いました。

天気の良い日なので、日傘をさして歩いている方がかなり見受けられました。この通路は通り抜けが出来なくうまく歩かないとちょっぴり大変です。
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