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青森港メモリアルシップ・八甲田丸
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メモリアルシップ・八甲田丸・・・ たまたまのことでしたが、孫娘が中学校体操種目青森県大会に出場することになり、応援をかねて青森市まで出かけて来ました。東北道を走り、何とか宿泊地の浅虫温泉までたどり着きました。私にとって青森市はしばらくぶりのことになります。 孫娘には悪かったのですが、女子体操競技会場に入るのを遠慮し青森市内の観光地で午前中を過ごすことになりました。旅館に居るうちから調べてねらったのが、体操競技場になる山田高等学校に近い青森港でした。ここには、今は使われていない青函連絡船の実船「八甲田丸」が係留され、メモリアルシップ「八甲田丸」として公開されています。 |
係留されている岸壁・・・ 青森港の一角、以前の連絡船乗り場付近にメモリアルシップ八甲田丸が係留されています。全長が132m、全幅18m、吃水下1階、水面上4階、総トン数5,382トンの連絡船です。たまたまでしたが、船首の方向に海上保安庁の巡視船が停泊していましたが、大きさは大人と子どもの違いでした。 |
想い出が沢山つまった船室・・・ 入り口を過ぎると一気にタイムスリップした空間になります。昭和の世界そのままがろう細工で構成されています。客室の様子は紹介されていないのではっきりしませんが、私の記憶では三等船室は畳敷きだったと思います。 やっぱり青森だなあと思わされたのが木箱入りのリンゴでした。今は段ボール箱になっていますが、以前は木箱と言えばリンゴが入っていたと覚えています。 |
ブリッジの様子・・・ 好奇心の強い私は、子どもの頃の乗り合いバスの運転席・木炭ガス発生装置、蒸気機関車の運転席等々が大好きでした。子どもの頃住んでいた広田地区、ここには広田港があり漁船が停泊していました。たまたまですが、エンジンを始動する場面を見たことがあります。 この頃の小型漁船のエンジンは焼き玉エンジンであり、花火のような長い点火棒をエンジンで上部に入れて始動させたのが今でも記憶に残っています。大型漁船のエンジンはディーゼルエンジンであり、並んだ多くのピストンが交互に動いていました。 |
エンジンルーム・・・ エンジンルームの見学は楽しいものです。八甲田丸の場合は果たしてエンジンが始動するかは疑問ですが、実際に動いている船の場合は緊張することが多いのです。以前に見学した自衛艦の場合、これから出港すると言うこともありカタカタと動いているのが感じられました。 八甲田丸は1台が1,600馬力の中速ディーゼル機関を4台ずつ1組みにして、左舷と右舷に配置し左右それぞれ1本ずつのプロペラを回していました。 青函連絡船は船底部に設けられた機関室の上部に車両を格納するための大きな空間を備えていなければなりません。しかも船の安定性を考えてできるだけ重心を低くする必要がありました。このため八甲田丸等の連絡線は、大型の高出力機関と同等の出力を8台の中型機関に分割して機関室の高さを低くおさえていました。 このような機関配置をマルチプル・ギヤード・ディーゼル方式と言います。1台1,600馬力の機関を8台備えていた八甲田丸の出力は12,800馬力ありました。(※現場の説明文から) |
実際に運んだ各種車両・・・ 連絡船は人の運搬が主ですが、実際に線路を走る列車も運搬されています。現在では車両等の運搬はフェリーボートですが、当時は車両はあまり多くはなかったようです。 旅客定員・・・・・1,286名 積載車両・・・・・ワム48両 航走自動車・・・12台 |
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気動車でしょうか、このスタイルは見たことがあります。 ディーゼル機関車や貨物車が展示されていました。列車についての知識がありませんが、カタカナで表記された列車の種類は調べるとおもしろそうです。 |
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