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       宮古港・試験艦「あすか」寄港


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 サイトマップ

艦首方向から見た試験艦「あすか」です高速船らしく突き出た艦首部分が目立っています。
宮古港・試験艦「あすか」寄港・・・

宮古市のサイトを見て自衛艦の寄港記事を見つけました。簡単に紹介しますと、宮古港が開港してから400年になる今年、船にまつわる記念行事が盛りだくさんあります。その最後のイベントともいえる自衛艦寄港の記事、大型船舶の寄港となると訪れたい気持ちが高まるほっづぎ親子です。

今回の自衛艦・試験艦「あすか」が11月2日に寄港し、夜は満艦飾のイルミネーション点灯。翌日から一般公開があるとのことです。魅力を感じたのがイルミネーションでしたが、16:30〜21:00までで当日のみの予定です。宮古市まではちょくちょく走りますので、気分的にそれ程遠いとは思いませんが、夜間の往復六時間は今の私にとって体力的に厳しいものがあります。ましてや翌日は一般公開を見るために再度の訪問となると、完全に無理なのでイルミネーションは断念しました。

ここでは、藤原埠頭に停泊中の試験艦「あすか」の様子を岸壁から見た様子、船に乗船し公開されているデッキ上の様子、ブリッジの様子を紹介致します。


試験艦「あすか」

艦名の由来・・・
自衛艦の名称は、天象・気象・山岳・河川・名所・旧跡・瑞祥動物から付けられています。「あすか」は、古代の政治・文化の中心地として栄えた「飛鳥」(奈良県明日香村)に因んで命名されました。

試験艦の任務・・・
開発隊群指令の下、技術研究本部及び海上自衛隊の新型装備品等の試験支援を主任務としています。過去に実施した試験等:射撃指揮装置、水上艦ソナー、対潜水艦ロケット、対潜水艦魚雷、水上艦用戦術情報処理装置、魚雷防御システム、電子戦管制システム、電気推進装置。

災害派遣・・・
東日本大震災において「あすか」は、東北地方沿岸部被災地域・岩手県大船渡市、陸前高田市及び宮城県気仙沼市の支援に従事しました。
                                                        ※ウイキペディアより

                                                        2015.11.14 作成



藤原埠頭に入る・・・

以前の埠頭は自由に出入りが可能でしたが、今は許可が無ければ立ち入ることが出来ない場所になっています。今回は試験艦「あすか」の入港イベントであり、各所に表示のような看板と管理人が駐在し案内がされていました。

受付案内所で頂いた資料によりますと、試験艦「あすか」の長さが151m・幅が17.3mある巨艦です。海上にある時の船はそれ程の長さを実感出来ないのですが、151mと言いますと陸上競技場のメインスタジアムの長さに匹敵します。試験艦「あすか」は船舶としては高速艇になり、時速50km/hで航行することが可能です。ですから艦首部分の切り込みが鋭く、側で見たときの感じが今まで見てきた船とは違うことに気がつきます。
藤原埠頭入り口 藤原埠頭入り口・・・

国道45号のすぐ側にある入り口です。今まで何回もきたことのある場所ですが、私が知っている大昔(?)は藤原海岸と言って遠浅の砂浜が続く海水浴場でした。

埠頭岸壁の最南端に、艦首部分を北に向けて係留されている試験艦「あすか」です。中央部付近には自衛隊の天幕が張られ、受付や自衛隊グッズの販売、陸上自衛隊の重火器の展示等がありました。
艦首方面の様子 中央部付近 1
中央部付近 2 事前の申し込みが無くても自由に乗艦し見学出来ます。私はカメラを持っている関係から、「撮影してもよろしいですか?」とお聞きするのがくせになっています。

返事は「自由に撮影出来ますよ」と言う返事が返り、安心してあちこち観ながら撮影が出来ます。

乗艦口は二ヵ所あり、この画面の場所が一般の方々の出入り口階段になります。もう一ヵ所はかなり前のブリッジ下にあり、この場所は招待者専用とのことでした。

艦首部分の様子 1 艦首部分の様子・・・

高速艇の特徴である艦首の切り込みが鋭いのが分かります。この画面の場合、焦点距離は20ミリほどになっていました。

澄み切った青空が素敵であり、グレーの船体部分が目立って見えています。じっくり見ていて気がつきましたが、艦首の一番先端部にはどなたが立つのでしょうか。白い制服をまとって立つ場面がありますが、気になりました。
艦首部分の様子 2 艦首部分の様子 3
艦首部分の様子 4 沖合に停泊するときに使用する錨ですが、左右と中央部の三個になります。今まで見たきた船のほとんどは、艦首先端左右にある二個の錨だけです。今回はこれに中央部に一個の錨が追加されます。
艦首部分の様子 5 艦首分の吃水線が見えています。黒い色で表示されているのが6mからであり、現在の水面が4.8m位の場所にあります。

中央部付近の様子 1 中央部付近の様子・・・

ちょうど半分ぐらいの場所に乗降階段が二ヵ所あり、一般の見学者専用の階段でした。画面ではかなり小さいのですが、左端付近にもう一ヵ所の階段があります。この場所は招待者専用とのことでした。

招待者とは、自衛隊関係の方や家族の方々、官公庁の方々を言います。
中央部付近の様子 2 中央部付近の様子 3
中央部付近の様子 4 今は万国旗を張っていますが、この場所に電球を吊してのイルミネーションの姿を見たかったのですが、無理な話でした。満艦飾の艦船の様子はまだ見たことがないので余計興味がそそられます。

艦尾部分の様子 1 艦尾部分の様子・・・

太陽高度が落ちて、普通に撮影したのでは自分の影がもろに写ってしまいます。そこで工夫したのが建物の陰に入るように場所を定めたことです。

切り立つような艦首部分の姿も素敵でしたが、艦尾の様子はすぱっと切り取った箱入りヨウカンの姿そっくりです。艦尾の旗が素晴らしく見えました。
艦尾部分の様子 2 艦尾部分の様子 3
艦尾部分の様子 4 あすかの白抜き文字がすっきりとしていました。下の方に吃水レベルが見えていますが、同じ間隔jのはずなのに幅広く見えるのは何故でしょうか。

吃水レベルはほとんど同じでした。今、艦はほぼ水平になっているということです。
一般見学者乗降口 グリーンの制服に身を固めた自衛隊幹部の方々、官公庁の方々と思える方々、招待家族の皆さんが一般乗降口階段を素通りして艦首の方へと進みます。
特別招待者用乗降口 艦橋真下部分に、招待者、隊員家族等の乗降口が設けられていました。
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