宮古港・試験艦「あすか」寄港に戻る

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艦上からの様子・・・

ここからは、乗艦口の階段を上った甲板上の眺めと、更に甲板から狭い階段を上ったブリッジから眺めた様子を紹介致します。艦船の専門用語が良く分からないので、説明等の表記テキスト文が間違っているかもしれません。

一般参観者用の階段から乗艦し甲板(デッキ)からの眺め、更に狭く急角度の階段を上り入った艦橋(ブリッジ)内部の様子になります。まず驚いたのは、今まで何回か乗艦した自衛艦とは違い高さを意識したことです。今回は何メートルの場所に居るのかと言うことが気になって仕方ありませんでした。簡単に言うと、それだけ高い場所に居たと言うことになるからです。

正確には分かりませんが、岸壁から甲板(デッキ)までの高さ、そして、更に高かった艦橋(ブリッジ)です。ブリッジからの見晴らしが素晴らしく、宮古港が遙か彼方まで見通せたことでした。

一般見学者乗艦口 1 乗艦階段・・・

登ってきた一般参観者用の階段を見下ろした様子です。向かって左側が乗艦専用口であり、甲板には白線で通路が表示され一方通行になっていました。
一般見学者乗艦口 2 階段を上りきると、直立姿勢の水兵さんが敬礼をし迎えてくれました。

甲板には通路が見えていますが、一方通行で手前の方に進むようになりました。反対側には仕切りがあり、進行することは出来ません。
艦橋先端部の様子 その場から見上げた艦橋先端部の様子です。無数の線が引かれアンテナになっていました。手前の出っ張った場所はレーダーなのかなと思います。

アマチュア無線をやっている私は、一番先に給電部分の碍子に目が行きました。「あすか」の無線機の場合、出力はどの位あるのかなあと見とれていました。

頭上には救命艇がリフトで釣り上げられています。両舷に二隻ありました。
給電部分の碍子 釣り上げられていた救命艇
甲板の様子 1

救命艇のリフトの奥に狭く急傾斜の階段があり、ここを登って艦橋(ブリッジ)に入ります。

艦橋に入る前に見た周囲の様子 1 艦橋(ブリッジ)に入る前に、入り口から見た艦首方向や周囲を眺めてみました。

真下には「本州最東端のまち 宮古へようこそ」と書かれた歓迎の横断幕が張られていました。我が家のほっづぎ家族も乗艦せずに岸壁から「あすか」を撮影しています。
艦橋に入る前に見た周囲の様子 2 艦橋に入る前に見た周囲の様子 3
艦橋の内部 艦橋入り口から室内に入った場所の様子です。ストロボを使用しませんのではっきり見えていませんが、それとなく艦内の様子が分かります。
艦橋から見ろした艦首の様子

艦橋内のガラス越しに見た艦首方向真下の様子で、係留されている藤原埠頭の全容が見えています。

この場所には巨大客船「飛鳥U」などが入港する場所で、かなり長い埠頭になります。

初めて見た緊急国際信号の説明 初めて見たのですが緊急国際信号の説明があり、信号の種類とその内容説明が書かれてありました。側にあるブザーと連動し、モールス信号の表示なのかもしれません。

海図について・・・

艦橋に入り内部を見学していたら海図が目に入りました。宮古寄港ですから釜石付近からの海図がずらりと並んでいました。目の当たりで海図を見るのが初めての私は、思わす惹き付けられ何コマか接写してみました。したがって、全体にピントがきちんと合わない部分がありますがご了承願います。


海図は、水路図誌の一種で航海のためにつくられた主題図 。

航海のために必要な水路の状況、すなわち水深、底質、海岸地形、海底危険物、航路標識が、正確に見やすく表現されている。一定規模以上の船舶には、備え付けることが義務づけられている。海図は、航海のためにつくられるので、航海に使いやすく配慮されている。

海図の水深の基準面は、陸図の高さの基準面(東京湾平均海面)と異なり、最低水面が基準面(すなわち0メートル)とされている。最低水面とは、各地ごとに潮汐観測を行い、これより下に海面が下がらない面、略最低低潮面、最大干潮時の水面のことである。そのため、いくら潮が引いても、海図に記された水深より浅くなることはほとんどない。座礁を防止するためにこのような基準が選ばれている。・・・以下省略。
                                                       (※ウイキペディアより)

海図 1 陸前高田市から大船渡市、越喜来湾までが見えています。
海図 2 釜石市から大槌町、山田町船越湾までが見えています。
海図 3 大槌町から山田町、山田湾が見えています。
海図 4 宮古市の拡大図面になります。この海図からは藤原埠頭がはっきりしませんでした。

初めて見た海図、詳細な水深が記載され、沿岸航海にはなくてはならないものだということがはっきりしました。
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