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location:uchinome.jpトップ>暮らしの表情>催しアラカルト>2015稲瀬芸能まつり・権現舞群舞>その2 |
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権現様を手にしての舞・・・ 続いて権現様を手にしての舞になります。権現様の正面で手を合わせた後、左手を衣の中から権現様の中に入れて高く持ち上げます。舞い手はくるりと体を衣の中に入れます。その後、「カタカタ」と歯打ちの音が響きます。 |
権現様(獅子頭)・・・ 権現様(獅子頭)の三態です。斜め横から、口を大きく開けた状態、正面からの表情の三態です。飾っておいた権現様を掃除する際に撮影してみました。こんな事、自家用の権現様でなければ出来ない相談です。 衣のしっぽの部分には、尖った木製の刀(剣)がつけられています。 |
おわりに・・・ 私にとって、権現様(獅子頭)をこのような形で自由なアングルから撮影出来る機会は今回が最後になりました。この三コマの画像も、撮影したのは2007年12月31日のことですからかなり以前のことになります。私が子どもの頃から見て畏怖感を抱いていた先祖伝来の権現様、11月のことでしたが地域の自治会神楽クラブに寄贈しました。決まった場所において埃をかぶり汚れていくよりは、集落の皆さんの目に触れ活用して頂くことが権現様本来のねらいにかなうと判断したからです。 ・・・ある方に踊らせないと暴れるよと言われ、地域の神事に貸し出したこともありました。そのときですが、古くなった幕(衣の部分)を新調していただきました・・・。そんなこともあり手放しました。きっと先祖も私の判断を支持してくれるものと確信しています。 純農村である私の住む集落では、年に一回、一同が集落会館に集まり、悪魔払い、家内安全、火災予防、五穀豊穣と先祖供養をしています。歴史をひもとくと、集落の権現舞は発祥を早池峰神楽・大償神楽弟子神楽である土沢神楽から伝授された佐野向神楽に繋がっていくようです。 当地区では佐野向神楽を師匠とし、7地区に伝承されています。秋の芸能祭りでは、地域内の8団体が創作した権現舞群舞が披露されています。威厳と畏怖感に満ちた権現様ですが、地域の集落内に愛される存在になって欲しいと祈念します。 |
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