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        2016毛越寺庭園ライトアップ


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まだ誰も見えていない広場で赤々と燃え上がるかがり火。

2016毛越寺庭園ライトアップ・・・

正月準備も一段落し、何気なく新聞を見ていて気がつきました。「来年も良い年でありますように」・・、天台宗別格本山毛越寺・・大みそか庭園ライトアップ致します。大みそか・元日終日拝観無料。天台宗東北本山中尊寺、金色堂無料拝観・元旦(0:00〜6:00)。

毛越寺に電話で確認したら夕方から点灯していますとのことでした。今まで何回も毛越寺庭園の夜景を撮影していますが、そのほとんどが間もなく開催される二十日夜祭の場面になります。今回は大晦日から元旦にかけてのライトアップになりますので、かなりの人出が予測されます。何しろJRでは、平泉初詣1号・2号の臨時列車運行が計画されているからです。元朝詣りには早かったのですが、午後八時過ぎから庭園を訪れがっちりと撮影しました。やはりまだ時間的に早いこともあり、ほとんどすれ違う方も見当たりません。広大な夜間の大泉が池を撮影するには最高の条件でした。

トップの画像は、毛越寺の入り口山門の様子です。まだ誰も見えていない広場で赤々と燃え上がるかがり火が二基、入り口の大提灯を組み合わせて見ました。

                                                        2016.01.12 作成



入り口山門前・・・

日中ですと山門入り口付近は人出が切れない状態が続くのですが、午後八時を過ぎる頃にはどなたも見えません。挨拶をしたのは守衛の方だけのみでした。拝観料等が必要ではありませんので、事務所の中も真っ暗でした。

いつも来るたびに思うのですが、何故かカメラを向けたくなるのが入り口の山門です。献燈と書かれた小さな提灯は平泉駅から真っ直ぐ山門入り口まで続き、更に本堂まで続いています。どなたも見えない山門周辺の様子を私のお気に入りの場面で切り取ってみました。
入り口山門前 1
入り口山門前 2
入り口山門前 3
入り口山門前 4
入り口山門前 5


本堂までの参道・・・

山門を通り抜けると頭上にワイヤーが二本張られ、それぞれに献燈と書かれた小さな提灯が吊されます。献燈提灯には個人や事業所の名称が書かれています。今日は本当に誰も居ない参道であり、我が家ほっづぎ家族の貸し切り状態でした。

あと二時間もすれば、初詣での皆さんが多数訪れると思われます。売店もお守り等の販売も一時停止の状態です。
本堂までの参道 1 本堂までの参道です。

本堂に向かって右側には、「芭蕉句碑」が二基並んでいます。元禄二年(1689)旧五月、この地を訪れた芭蕉は、悲運の義経主従をしのび次の句を詠んでいます。・・夏草や兵どもが夢の跡・・

句碑の標識柱も年季が入り読み取れませんが、石に刻まれたうたも読み取れないようです。背の低い石碑が古いもので、背の高い石碑が新しいものだと聞いています。
芭蕉の句碑 1 芭蕉の句碑 2
本堂までの参道 2 本堂までの様子になります。手前に青銅製の「香献」と書かれた大きな香炉があります。線香の束が一つ置かれていましたが、はっきりと煙が見えていません。
本堂までの参道 3 本堂までの参道 4
本堂正面 本堂・・・

毛越寺一山十八坊の本坊。本尊は薬師如来(平安時代作)脇士日光・月光両菩薩を安置。
仏像薬師如来 不作法を承知の上で内部の仏像撮影です。上の説明通りに並んでいます。
向かって右側から見た本堂。 南大門跡の方向から見た本堂です。
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