016毛越寺庭園ライトアップに戻る

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南大門跡から大泉が池を望む・・・

日中であれば、この場所が大泉が池周辺散策のスタート地点になります。今回は献灯の明かりも吊されていませんので、大泉が池西側を経由しての撮影は試みていません。南大門跡の巨大な礎石の上に立ち、大泉が池を見渡すと薄氷が張っています。氷上の少し積もった雪に、各所に設置されている照明の光跡が入り交じり不思議な光景になります。

本来であれば対岸の常行堂側からも撮影したかったのですが、 今回は出向いていてはいません。ここでは大泉が池南岸から見た様子を並べてみました。

築山方面を望む 1 南大門跡から築山方面を望む・・・

この方角は少し暗いのですが、何とか画になりました。木の陰になっており照明は見えませんが、湖面の氷に写る光の影が多様に入り乱れていることから分かるようです。
築山方面を望む 2

照明が何カ所あるのでしょうか、色んな角度からの光跡が織りなす模様が何とも言われない雰囲気をかもし出しています。

中央奥右のお堂は開山堂になり、毛越寺開山慈覚大師をおまつりしています。

下の画像右側には、幾重にも光跡が走り込んでいます。まさか自分の姿までが写り込んでいるとは、画像処理していて気がつきました。

築山方面を望む 3 築山方面を望む 4


南大門跡から・・・

この場所には巨大な礎石が十二個残されており、大泉が池の周辺を巡る時に最初に目に触れる場所になります。この場所にはかつて・・・二階総門ともいい、両側に仁王像を安置し、正面に「金堂円骼宦vの勅額を掲げ、門の東西に築地塀がめぐらされていた・・・。南大門が建立されていました。

今回は夜間でもあり、意図的には撮影していません。
南大門跡から 1 燃え上がるかがり火の下に礎石の一つが見えています。

池の対岸に照明が置かれ、その脇に鐘楼がぼんやりと輝いて見えています。
南大門跡から 2 南大門跡から本堂前の境内の一部が見えています。右端の建物は神楽殿であり、その隣に大きな香炉が置かれてあります。
南大門跡から 3 大泉が池の周辺を巡る散策路入り口と、四個の礎石が見えています。

下の画像は対岸の様子であり、左側を拡大したものが右側の画像になります。左側の湖面の氷には、撮影している私の姿も記録されていました。

右側の画像では、二十日夜祭が行われる常行堂入り口の特設スロープも見えています。
南大門跡から 4 南大門跡から 5
南大門跡から 6 池の東側に目をやると、照明に輝く出島石組みと池中立石が見えてきます。
南大門跡から 7 南大門跡から東側まで散策路にしたがって歩くと、杉の木立の中から対岸の常行堂が見えてきます。木立の中から見える夜間の風景も風情があります。


東側にて・・・

この場所はあまり照明の光が当たらないので。かなり暗い部分に表現されます。メインは出島石組みと池中立石ですが、日中に見る州浜(すはま)とは違い夜間の州浜も何とも言われない趣があります。
出島石組みと池中立石 出島石組みと池中立石・・・

荒磯の趣を表した出島。その先端の飛島には約二・五メートルの立石を中心とする石組みがあり、庭の景観中もっとも印象的である。


州浜・・・

やわらかい曲線を描いたような砂州と入江は、海岸線の砂浜の優雅な美しさを表現しており、池の西南隅築山に対照させた景観として見逃せない。
州浜 1 州浜 2
大泉が池のほとり東側通路。 大泉が池のほとり東側を経由して、最短距離で常行堂へと続く道です。今回もよく見たらこのコースには献灯が吊されていました。


夜の州浜風景
夜の州浜(すはま)風景・・・

夜間の州浜を今回初めて撮影しました。光源となるのがライトアップするための照明であり、そんなに数が多くはありません。正面左寄りに常行堂を配置しましたが、来る一月二十日の二十日夜祭のための準備がなされていました。

常行堂正面入り口にスロープが設けられていますが、この場所を蘇民祭争奪の男衆が駆け上がってくる場所です。私も三回ほど訪れて撮影していますが、一番迫力があり見せ場の場所でもあります。今はどなたも居らず静寂そのものです。

参考までに撮影データを列記すると、レンズ24ミリ、絞り9、露出6秒、感度ISO400でした。この風景はたっぷり雪があってこそ映えてきます。あと少しですが、雪が降るのでしょうか待たれるところです。
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