錦秋湖スプリング放流に戻る

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全ゲート最大放流の様子・・・

六本あるクレストゲートが開き、湖面から直接の水が流れ落ちてきました。私が陣取って撮影している場所は、ダム堰堤から200m程離れた場所です。さすがにここまでは水煙が届きません。見ていたら、風向きにより「きんしゅうこものしり館」が水煙で見えなくなるほどです。これでは側にいての撮影は不可能になります。

クレストゲートからの最大量放水状態は、10時から15時まで続きます。

ここでは、5コマに切り取った放水の様子のそれぞれについて、特徴的なことを説明してみます。
全ゲート最大放流の様子 1 ゲートから落下した水は一気に下まで落ちるのでは無く、一旦すぐ下の場所で水平な場所で受け止められます。

その後、その場所から一気に下まで流れ落ちてきます。

この時、水流に空気が巻き込まれるのでしょうか、微妙な渦というのか波紋を造りながら流れ落ちていきます。

滝の流れを思い出させるような光景です。
全ゲート最大放流の様子 2 たまたまですが、折れ曲がった水流の部分に日差しが当たり、クレストゲートの上の部分の陰が写り込みました。

晴れたり曇ったりの日でしたから、見ることの出来ない瞬間でした。
全ゲート最大放流の様子 3 縦位置ならば高さが表現出来ますが、横位置なのでぎりぎりの高さの表現です。

上の画像の下の方を伸ばしてみました。
全ゲート最大放流の様子 4 ゲートの開放部の様子ですが、まだ垂直部分がほとんどです。

こちらからは見えないのですが、実際の湖面の高さがどの辺にあるのでしょうか。

開放部の高さ調節で、流れ落ちる水量が決まります。
全ゲート最大放流の様子 5 上の画像を下まで下げてみました。

水流の中に、高速シャッターによる波紋が見えてきます。

データを列記すると、
感度 ISO 400
絞り F8
シャッター 1/1000

となっていました。


ものしり館内部から 1 きんしゅうこものしり館内部から見た様子になります。

ガラス窓がありますが、びっしりと閉められており開けるわけにはいきません。

従ってガラス窓越しになります。何回か水煙の様子を見ながら、影響の無い場面での撮影になりました。

外側にあるフェンスが邪魔になりますが仕方ありません。
ものしり館内部から 2 しかし、フェンスに妨げられない位置で撮影したいと言う思いは同じであり、窓際には背の高い脚立が用意されてありました。

これには最高に感謝しながら、一番高い窓際から撮影し、日差しと水煙が少なくなる場面を狙って見ました。

少々ピントが甘いのは仕方ありませんが、一番下まで見通して撮影出来たことに満足です。

脚立のご配慮に感謝致します。

建物の外から 1 建物の外からフェンス越しに寄り、ぎりぎり粘っての撮影です。

水煙が来ない事と、水流に日差しが当たっていることを願っての撮影です。

建物の外から 2 願いが叶い、うまい具合に満足出来る画面になりました。

風向きが変わると、かっぱを着ないとびしょ濡れになりますし、撮影どころでは無くなります。


水煙が立ち上る湯田ダム放水遠望 1
水煙が立ち上る湯田ダム放水遠望 2
おわりに・・・

初めて目の当たりにしたクレストゲートからの放水です。クレストゲートが六門あり、放水面の高さが川底から80m近くありますので迫力満点です。いつもは見られない光景であり、しばしの間200m程離れた場所から眺めていました。

水煙をかぶらない限りぎりぎりの場所まで接近して撮影したい願いから、「きんしゅうこものしり館」まで行き撮影しました。ガラス窓越しとは言え、川底に落ちる所まで見えますので満足でした。これ以上は場所の関係から無理であり断念です。

来る途中ですが、スノーシェードのかなり手前に車を見かけましたが、この場所からは川底を入れたダム堰堤が見えています。今回は無理としても、次回に同じ催しがあれば挑戦してみたいものです。
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