仙北街道 入口・出口確認ツアー・・・
恒例になった胆沢ガイド散居の会主催による、いさわ路探訪「仙北街道 入口・出口確認ツアー」が6月28日(火)に開催され参加してきました。仙北街道と問われても記憶に無かったこともあり、ツアーで頂いた資料から抜粋してみました。
時空を越えて・・・仙北道の成り立ち・・・
仙北道は中世平安の昔から明治の中頃まで栄えた街道。そこには悠久の歴史の流れを彩るさまざまなドラマがありました。仙北道がいつ開かれたかは明確ではありませんが、陸奥胆沢城が築かれた延暦21年(802)雄勝城と結ぶ最短距離として開かれたと言われています。
当時大和朝廷は東北の蝦夷を支配するため、城や柵といった軍事・政治拠点を築いて次第に支配地域を北上させていました。そして太平洋側の重要拠点が多賀城・胆沢城、日本海側が雄勝城・秋田城で、両者を最短距離で結ぶ仙北道は、軍事的に非常に重要な道路だったのです。
近世になっても、秋田藩と仙台藩の境界として重要な道であることは変わりませんでした。・・・以下省略。
※みちのくぶな古道 よみがえる仙北道 秋田県東成瀬村総務企画課監修冊子より引用
今回参加募集の案内記事を見て早速申し込みしましたが、年々いさわ路探訪ツアーは参加希望者が集中していますので、タッチの差で受け付けてもらいました。定員が25名ですから、うっかりしていると外れてしまいます。
トップの画像は、秋田県東成瀬村にある「首もげ地蔵」の説明を受けるツアー参加の皆さんです。
2016.07.17 作成
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