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   大船渡港・海上自衛隊砕氷艦「しらせ」寄港


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大船渡港・海上自衛隊砕氷艦「しらせ」寄港・・・

・・・南極観測船として知られる海上自衛隊砕氷艦「しらせ」が、9月2日から5日までの4日間、大船渡港山口地区埠頭に寄港します・・・。海上自衛隊砕氷艦「しらせ」が寄港する情報がかなり以前にあり、巨大船フアンのほっづき家族は楽しみにしていました。

山口埠頭がどこにあるのか知らなかった私は、大船渡市の港湾地図を参考に調べ9月3日に訪れて来ました。今まで知っていた公共埠頭とは反対側の対岸にある埠頭、ここは大津波震災で壊滅した復興工事最中の埠頭でした。

山口埠頭入り口にあったお知らせより。・・・大変申し訳ありません。予定されていた砕氷艦「しらせ」の一般公開は、台風10号の上陸による岩手県の被害状況を考慮して中止になりました・・・。大変残念なことですが、当然の判断だと思いました。私の計画では、一般公開に参加し「しらせ」の様子を撮影することにありました。残念ですが、諸般の状況から判断し、仕方ありません。

復興工事最中の山口埠頭ですが、全長138m、12,650トンの巨船が停泊するには狭い感じがしました。見学するのがやっとと言う感じです。船首はもちろん、船尾側にも行くことが出来ず、真横からしか撮影出来ないのが大変残念でした。

ここでは、「しらせ」全体の様子、中央部の様子、艦首側の様子、艦尾側の様子と分けて紹介します。しかし、工事中の埠頭であり、立ち入り場所の制限が厳しく撮影するのがやっとでした。

トップの画像は、停泊中の「しらせ」138mの勇姿です。私の装備ではこれが限界でした。

                                                       2016.09.08 作成



全体の姿・・・

埠頭入口が艦首側にあり、撮影場所もロープが張られこれ以上は出来ませんでした。撮影は18ミリの広角レンズを使用しやっとでした。私は平成2年に宮古港に寄港した初代「しらせ」の一般公開に参加し、艦内の様子や搭載のヘリコプターを撮影しています。古い写真を探したら、プリントされた「しらせ」の写真が出てきました。最後のページで何コマかの画像を紹介しますが、初代「しらせ」の認識番号は5002となっていました。

頂いた資料によりますと、長さ 138m、幅 28m、深さ 15.9m、喫水 9.2m、基準排水量 12,650トン、最大速力 19ノット、軸出力 30,000馬力、推進方式 ディーゼル電気推進、定員 約175名となっていました。
全体の姿 1 艦首側・・・

工事中の埠頭でもあり、今回の寄港に併せて工事中の装備などを寄せて公開したようにも思えました。

極寒の南極大陸への乗り入れをするための船舶であり、普段見ている大型船舶とは構造等が大きく違います。
全体の姿 2 艦尾側・・・

駐車中の車の陰になり詳細がはっきりしていません。

艦尾上部には、大型ヘリ2機がが発着可能なヘリポートのため、かなり広い場所がとられていました。


艦船中央部の様子・・・

山口埠頭への入り口は、中央部と艦首側の二箇所ありました。中央部には案内を兼ねた大型のテントがあり、テント中では「しらせ」の説明資料の他に、自衛隊の宣伝資料がかなり置かれてありました。本来ですと、昨日は入港歓迎式典がある予定で人でも多かったと思われますが、三陸沿岸部を襲った台風10号の被害が甚大であることから急遽中止された経緯がありました。

そのため、停泊中の艦船見学も中止になったのではと言う思い込みもあり、見学者が減少しているなと思いました。かく言う我が家も同じ思いであり、訪れるのを迷った経緯があります。
中央部の様子 1 砕氷艦「しらせ」真横の様子です。艦上前方の部分がブリッジを含めた場所であり、窓や出入り口が少ないなあと思いました。

最初でもふれましたが、砕氷艦「しらせ」の任務は・・海上自衛隊に所属する自衛艦で、南極地域観測協力を我が国唯一の砕氷艦であり、物資及び人員の輸送を任務とするほか、観測支援等を行っています・・。
中央部の様子 2 大変申し訳ありません。予定されていた砕氷艦「しらせ」の一般公開は、台風10号の上陸による岩手県の被害状況を考慮して中止になりました。大変残念なことですが、当然の判断だと思いました。

私の計画では、一般公開に参加し「しらせ」の様子を撮影することにありました。残念ですが、諸般の状況から判断し、仕方ありません。

下の画像は、側まで近づき見上げるようにして撮影しました。
中央部の様子 3 中央部の様子 4
中央部の様子 5 船に出入りするための乗降階段です。

本来ですと、ここから乗艦し内部の見学が出来たのですが急遽中止になり残念でしたが仕方ありません。

下の画像は、海上自衛隊 砕氷艦 しらせと書かれた階段です。本来ですと私も含めて多くの方々が乗降し賑わった場所でもあります。

登りきった場所に、腕章を腕にした制服姿の方が居りました。
中央部の様子 6 中央部の様子 7

中央部の様子 8 ここからは、砕氷艦「しらせ」を眺めた様子を紹介します。

船体間近にカメラを設置し艦首側を撮影しました。先端部まではかなりありますので、はっきりとは分かりません。

かなり遠くからでも動作中のエンジン音が「ぶるぶる?」と聞こえていました。資料によるとディーゼル発電機が4台搭載され、停泊中であっても発電等の役割で何台か始動しているはずです。

大きな煙突が二基両側にありました。
中央部の様子 9 中央部の様子 10
中央部の様子 11 左右に四隻の救命艇が積載されており、その他の場所には小型の救命艇や救命ブイも左右に積載されています。
中央部の様子 12 私は船を見る時は、必ずと言うほど無線用のアンテナを見る習慣があります。南極観測はかなり離れた場所からの無線通信がメインです。

船舶の命とも言える日本本土との通信は、以前の設備等とは違い衛星経由の通信がメインでしょうが、最終的には短波を利用した通信にはかないません。
中央部の様子 13 中央部にそびえる各種観測機器等が設置された部分と、白い部分が上部見張所と資料に書かれてありました。
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