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        2016仙北街道駕籠道中


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当時の駕籠を再現し、殿・姫(幼児)を乗せてユニーク・ルールの下で競われる駕籠レース

2016仙北街道駕籠道中・・・

仙北街道にどっぷりつかっている感じの私ですが、以前から気になっていた仙北街道駕籠道中に出かけてきました。このイベントには二つの内容があり、一つは仮装大名行列であり、二つ目は駕籠レースです。

7月に実施された仙北街道入口・出口確認ツアーに参加し、秋田・東成瀬村まで出かけた研修でした。現在は廃道となっている奥羽山脈越えの仙北街道出入り口に接し、古のロマンを感じてきた経緯があります。

仙北街道の由来と歴史については、今から遙か古の昔、胆沢城が築かれた頃から明治の初期まで、険しい奥羽山脈を越え物資や文化の交流がありました。世界遺産である平泉文化も、この仙北道を利用しての交流無しには存在しなかったとも言えます。そんなことを念頭に、下嵐江(おろせ)の街道入り口を見た時、想いは古にさかのぼります。

開会式で安倍一郎振興会長が挨拶で触れおられましたが、・・この歴史的な街道に思いを馳せ地域の特性を生かし始まったユニークな行事である・・と言います。今年で21回目という新たな段階を迎えるとの事でした。

トップの画像は、当時の駕籠を再現し、殿・姫(幼児)を乗せてユニーク・ルールの下で競われる駕籠レースです。

                                                       2016.11.30 作成



愛宕山神社周辺 1 紅葉真っ盛りの国道397・・・

私にとってはおなじみになった胆沢区若柳地区に鎮座する愛宕山神社です。会場付近に駐車場が無かったので近くの広場に車を置きました。たまたまでしたが、愛宕山神社の入り口付近でした。

待ちかねた人達が鳥居の付近で待機していました。
愛宕山神社周辺 2 愛宕山神社周辺 3
愛宕山神社周辺 4 パワースポット愛宕山神社の看板を見ながら参道を真っ直ぐ進み、ご神体になっている神社の下まで入りました。

かつての営林署軌道があった部分が立派な道路になっています。現在は子ども達の通学路になっています。通学路の真上に、下に車の着いている殿の駕籠が置かれてありました。

つい先頃来た時は、ツアーの皆さんと神社の上まで登りましたが、今日は誰も上まで上っていません。
愛宕山神社周辺 5

開会式前なので会場準備が進んでいました。優勝杯がありますが、優勝杯返還とは関係の無い物でしょうか。

さらに進むと、各チームの整列場所札が立てられていました。

 

愛宕山神社周辺 6 おなじみ愛宕山神社の社です。
愛宕山神社周辺 7 かつての営林署軌道があった舗装道路、上に仙北街道駕籠道中出発点の横断幕が張られてあります。

今年からルールが変更になり、この場所から駕籠が走らないとのことです。

仙北街道駕籠道中・開会式にて・・・

開会式での記録からです。いつものようにレコーダーからテキスト化をしました。聞き取れなかったり不明の所もありますがご容赦ください。氏名等の間違いが無ければ良いのですが・・。


安倍大会会長・・・

開会に当たり一言ご挨拶申し上げます。本日ここに多くのご来賓の皆様ご臨席の下、第21回仙北街道大会の開催に当たり一言ご挨拶申し上げます。まずもって秋田県東成瀬村教育長の鶴飼孝様を始め東成瀬村仙北道を考える会の皆様には、早朝からはるばるこの大会に参加頂き誠に感謝申し上げる所であり心より歓迎を致します。

仙北街道は古くから太平洋側と日本海側を結ぶ重要な街道でありました。この歴史的な街道に思いを馳せ、地域の特性を生かし始まったこのユニークなこの行事も、今年で21回目という新たな段階を迎える所であります。

今回はこれまでの実施に見直しを加えて、このイベントに参加しやすく、また観客も競技が見やすくなるようにと、会場や競技のやり方を一新して実施することに致しました。


祝辞 奥州市長・・・

本日ここに、第21回仙北街道駕籠道中大会が多くの皆様の参加の下、盛大に開催されますことを心からお祝い申し上げます。千年以上前も昔、岩手と秋田とを結ぶ重要な交易路として開発された歴史の道仙北街道の当時を偲び、後世への・・・再生と地域交流活性化を図ることを目的とされ開催されておりますこのこの大会も、今年で21回目を迎えらたところところと伺っております。

この大会の開催はもとより、仙北街道の保全にご尽力されてこられました関係各位の皆様に対し心から敬意を表するところでございます。本日の大会には愛宕地区内の各行政区を始め、今年も秋田県東成瀬村からご参加を頂いておるところであり、まさに現代の岩手と秋田の絆を結ぶ大変意義ある機会であると思います。

今後も、地域シンボルであります仙北街道等を生かした特色ある地域造り事業を展開して頂きながら、秋田県東成瀬村との交流促進、並びに愛宕地域全体の活性化がはかられますことを大いに期待する所であります。

市と致しましても、地域の個性が光り輝く自治と協同の町奥州市の実現を目指し、それぞれの地区が主体的に取り組まれる地域活動や地域作りに対しまして、これまでと同様にご支援して参りますと共に、お互いが街作りのパートナーとして、共に協力しあいながら協同による街作りをすすめてまいりたいと思います。

結びに、本大会の開催にご尽力頂きました愛宕地域振興会の皆様に改めて敬意を表しますとともに、愛宕地域の今後ますますのご発展と、ご参加の皆様のご健勝をお祈り申し上げお祝いの言葉と致します。

                                       ※協働まちづくり部地域推進課の高野さん代読


競技場の諸注意・安倍審判長・・・

大名行列は、今回は愛宕小学校の校庭まで行きます。今までは街道をひた走りに走ったわけですが、今回はグランドをお借りいたしましてその中で行うわけです。但し条件が二つあります。一つは、番所を二カ所と東成瀬村の二カ所移動ゲートを設けてあります。

一つのゲートについては、番所が茶屋と言うことでお茶をストロ−で飲んで頂く。第二の番所についてはジャンケンという形で、担ぎ手二人と・・・一人、ここで勝たなければ中継点やゴールには行けません。

バトンタッチですが、ちょんまげと半纏と帯の三点セットになっています。落とした場合はその場で結わえて下さい。また、お茶を飲む場合むせないように慌てないで飲んで下さい。乗り手の若い殿様についても十分注意して下さい。

走るのが速くても、ジャンケンをして負けるとゴールにはつけません。これが今回のミソでございますのでよろしくお願いしたいと思います。

参加者の皆さん 1

開会式前・・・

仮装大名行列の皆さんがやってきました。駕籠、毛槍が先頭で皆さんが続きます。

神社下の広場には、六地区と秋田県東成瀬村の駕籠が置かれてあります。

参加者の皆さん 2 参加者の皆さん 3
大会副会長から開会宣言 開会式での挨拶・・・

挨拶文は、可能な限りテキスト化をして一覧表示をしてあります。

大会副会長から開会が告げられました。
大会会長安倍振興会長挨拶 大会会長安倍振興会長・・・

・・・仙北街道は、古くから太平洋側と日本海側を結ぶ重要な街道でありました。

この歴史的な街道に思いを馳せ、地域の特性を生かし始まったこのユニークなこの行事も、今年で21回目という新たな段階を迎える所であります・・・

続いて前回優勝チームから優勝杯の返還がありました。

優勝杯の返還 1 優勝杯の返還 2
参加者の皆さん 4 開会式の間、駕籠の脇じっと見つめているのは、駕籠道中とレースの間殿様役で座り続ける男の子です。
仮装大名行列の皆さん こちらは仮装大名行列に参加する役職の面々です。殿様とお姫様、おつきの女官が決まっていました。
奥州市長祝辞 奥州市長祝辞・・・

・・第21回仙北街道駕籠道中大会が多くの皆様の参加の下盛大に開催されますことを心からお祝い申し上げます・・。

・・千年以上前も昔、岩手と秋田とを結ぶ重要な交易路として開発された歴史の道仙北街道の当時を偲び・・

※奥州市郷土街造り部地域推進課高野さん代読
審判長より競技上の注意・・・ 審判長より競技上の注意・・・

・・走るのが速くても、ジャンケンをして負けるとゴールにはつけません。これが今回のミソでございますので・・
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