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     2017花巻市大迫町・あんどんまつり

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2017花巻市大迫町・あんどんまつり・・・

お盆行事は終わりましたが、8月14日・16日の二日間花巻市大迫町で恒例のあんどんまつりが開催されました。今年は「宿場町おおはさま400年記念事業」で、青森県弘前市「弘前ねぷたまつり(国重要無形民俗文化財)」のとのコラボレーションがあるとのことでした。私は弘前市の弘前ねぷた山車の実際を見たことが無いので、楽しみにして訪れました。

今までも何回か「大迫あんどんまつり」の撮影に出かけていますが、山車運行の行われるメイン通りから駐車場までがかなりあり歩くのが大変であった覚えがありました。今年はメイン通りの入り口駐車場に空きがあり、うまい具合に駐車ですることが出来ました。しかし、「あんどん行列」は見えていても実際はかなり距離があり、重いカメラを提げての移動が大変でした。

トップの画像は、若衆組による「風流葛城山」「新古演劇十種の内・土蜘」あんどんからの切り出しです。異様な雰囲気に引き込まれそうです。


大迫町あんどんまつり・・・

花巻市大迫町の「あんどんまつり」は、お盆に行われるお祭りです。その発祥は、天明時代の飢饉で亡くなった人々を弔うために始まったといわれています。当日は高さ約5mの山車4台が「ヤーレ、ヤーレ」と町内に繰り出し、沿道では大勢の人々がこれを迎えます。

この山車は、南部風流山車の南限ともいわれ、仏画や武者絵などが郷土色豊かに描かれた大きな「あんどん」で飾られており、帰省客で賑わうお盆の夜空に華麗に灯ります。「あんどんまつり」両日は、花巻商工会議所大迫支所前が、大迫あんどん山車保存会の本部になり、パンフレット配布等まつり全体の案内をしております。

大迫あんどんまつりと青森県弘前ねぷたまつりとの共演を行います。

「先祖供養が始まり」という共通のきっかけを持つ「大迫あんどんまつり」と青森県弘前市「弘前ねぷたまつり(国重要無形民俗文化財)」の共演を宿場町おおはさま400年記念事業で実現します。


弘前ねぷた山車(前ねぷた、大型扇ねぷた)・・・

ねぷたの由来については様々な説がありますが、江戸時代の農民行事であった眠り流しと、七夕祭りの松明流しや精霊流し、盆灯篭などが融合し、ねぷたに発展したという説が有力です。

(※ネット資料から)

                                                       2017.08.31 作成



ここでは、メインになる弘前ねぷた山車と地元の皆さんによるあんどん山車、上若組・若衆組・川若組の様子を紹介したいと思います。解説になる資料等がありませんので、タイトルとネットから拝借したテキストで解説します。

夜景撮影ですが、あんどんの光を記録するためにストロボ使用はせず、カメラの撮影感度を上げ一脚使用での撮影です。しかし、動いている周囲の人々が流れますし、肝心のカメラの固定が確実で無いので、ぶれ等が気になりますがご容赦願います。
町並 1 町並・・・・

メイン通りの西側入り口付近です。たまたま駐車出来たので、駐車場から歩きましたがかなりの距離があり大変です。

下若組の事務所前を通りましたので、その様子を撮影してみました。事務所の中では役員の皆さんでしょうか、大勢の方々が待機していました。

あんどん展示の場所は、通りの奥にある明るい場所でした。かなり歩きました。
町並 2 町並 3

上若組 1

上若組・・・

最初に見たのがこの大きな天狗の顔でした。あんどんには「風流天狗」と記されています。

一番上には係の男衆が待機しており、道路を横切る電線にぶつからないように持ち上げたりしていました。

上若組 2 縦位置切り出しです。資料には、・・・その高さは2階から見てちょうど良いくらいの高さになっている・・・そうで、ほぼ5m位あると言います。

一番上の男性、俯瞰位置からカメラを構えていました。真横には電線がありますので、かなり高い位置と思います。


下段の二コマは天狗面後部に位置したあんどんで、「風流連獅子」と書かれてあります。

その下の屋台部分には太鼓が位置し、男女の若衆が太鼓を打ち鳴らしています。また、天狗面の先頭下には子ども達による小太鼓が位置していました。
上若組 3 上若組 47

若衆組 1 若衆組・・・

トップの画像に使用した若衆組による「風流葛城山」「新古演劇十種の内・土蜘」あんどんです。

中央部の異様な顔を蜘に例えるのでしょうか、雰囲気に引き込まれそうでした。

このあんどん最上部にも三人の男性が乗り、手に手に長い竿を持ち通り過ぎる時の電線を持ち上げていました。
若衆組 2 若衆組 3
若衆組 4 あんどん後部の「見返し・膝丸」です。長い刀が印象的でした。
若衆組 5 画面構成は同じですが、後ろに控えている川若組のあんどん「風流三太郎・家内安全」が見ていたので配置してみました。

川若組 1 川若組・・・

「風流・大相撲」と題した力士の取り組みの様子です。屋台の先頭下では子ども達による小太鼓が見えています。
川若組 2 川若組 3
川若組 4 屋台後部に位置する「風流三太郎・家内安全」のあんどんです。

屋台後部の大太鼓が二基あり、四人の男衆が打ち鳴らす仕草が見えています。
川若組 5 川若組 6
川若組 7 前後のあんどんの演目が違いますが、その間にあって竜宮城のあんどん模様が見えていました。

三太郎の真横にカメラが位置していますので、正面からの様子とは違う雰囲気が出ています。
川若組 8 三太郎と大相撲の間の竜宮城です。

この文章を書きながら気がつきましたが、ここまでのあんどんでは、中央部の様子を撮影していなかったので失敗だなあと思いました。

前後の様子を撮影するのが精一杯でしたので、来年機会があったら撮影したいなと思います。
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