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location:uchinome.jpトップ>暮らしの表情>民俗芸能アラカルト>根崎梯子虎舞・アトラクション公演>その2 |
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梯子の頂上に立った頂上舞の先頭の顔貌は太平洋に咆吼するような、雲を呼び風を起こす意味で、まさに悪魔退散の神事にかなうものであります。また、勇壮活発な曲芸から優雅な姿勢に戻るときは五穀豊穣と大漁満足祈願、空中高くその躍動美を具現するその時こそ、我が陸前高田市が誇る優れた民俗芸能であり、県下はもちろん日本一に向けて昭和53年に無形民族文化財に指定されております。この素晴らしい究極の演技に盛大な拍手を送りご高覧頂きたいと思います。 |
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※ここから先の文章は、虎舞の動きを見ながら勝手に想像した内容になります。あくまでも私自身の思いこみで書い ていることをご了承願います。 最大の見せ場である、梯子最上部での前に倒れる演技の二場面です。最初の場面では、持っていた白い紙吹雪をまき散らします。尾役の方は足が五段目にあり、梯子を掴む手は最上段ではなく二段目をがっちりと掴んでいます。この時の頭役は、最上段に後ろ向きになり梯子に膝の裏を乗せ、両足は尾役の方の首付近にがっちりとかかっている様に見えます。 後ろ向きにならないと、後ろ方向への反り返りは出来ないのではと思えるからです。もちろん見ている私達には体を梯子頂上で逆転させているのは分かりません。腹筋を使って元の姿勢に戻るとしても、両手で重い虎の頭を支えているのですからもの凄く大変だと思います。 この時の梯子は上下に大きくしなり揺れ動きます。思いっきり梯子に体をぶつけての演技になっています。弾みをつけて体を動かないと、元の体型に戻るリズムがずれて大変だと思われます。梯子の跳ね返りのバランスも、演技の動きに一役買っているのかもしれません。 |
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ここでは虎舞演技で見た技の極めつけ三場面を紹介します・・・ 最初は最上段で見せる虎頭の足と尾役の手の様子・・・ 二人の素晴らしい連携技、最上段の梯子には白布が巻かれここへ足をかけるときの保護になっている。虎頭の両足が梯子の外に出て、指先が反って梯子の枠にかかり体を支える。この時の尾役の方は最上段をがっちりと掴み足は四段目にある。多分ですが、虎頭の方を首乗りさせている体型でしょう。虎頭の方は、首乗りした体型で後ろと左右に大きく反った動きをしています。 尾役の方の腕、力強い筋肉の張りが見事に見えています。 |
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虎頭の方が右足を梯子最上部に乗せ悠然と周囲を睥睨する様・・・ 右足は梯子最上部にあるが、左足は二段目左側にあると思われるが衣で見えない。この瞬間は高いところですが、ゆったりと体制を整えているようにも思えます。20m頂上から下界を眺める虎頭、カメラの真正面に来ると目線が合い、なんかにらまれている気持ちになります。それだけ近くで見ると迫力がある虎頭の表情です。 |
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頂上での最高の見せ場である技・・・ 起き上がる時は腹筋を使って姿勢を直すのかなあ・・、前向きに落下すると起き上がるのはほとんど不可能な業だと思われるからです。例え衣の中で体の向きがどうなろうとも、虎頭は常に前方をしっかりと向いています。ここら辺は厳しい練習の成果だと思われます。 |
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