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      氷渡洞探検洞不帰の道・通路の様子


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通路の様子 1・・・入ってすぐはあまりつらら石が見あたりません。通路の砂模様が印象的でした。 通路の様子・・・

不帰の道をしばらく歩いたところです。岩盤が斜めになったところに通路が造られていますが、この場所は一面に泥だらけと言いますか、さわるとべったりと汚れてしまいます。私達の前に訪れた方があったようで、靴の後が無数についていますし、中央は一面の泥砂状態でした。

撮影するとき留意することは、シャッターを押す瞬間に息を止めることです。自分の吐く息が水蒸気になり白くなるし、首の周りから出た汗(水蒸気)で一瞬に白くなることもあります。
通路の様子 2・・・通路の砂地に刻まれた増水時の流れの痕です。 通路で見た砂の模様です。今は水が引いていますが、流れた痕跡が通路に砂模様(流紋?)を造っていました。刻まれた模様から言えるのは、画面右上から流れてきたのかなと思います。

次の画像は、大小のつらら石が見られる中に天井まで成長した石筍がありました。また、奥へと続く穴が大きな口を開けているように見えてきます。
通路の様子 3・・・天井からの無数のつらら石と通路から上へと成長した巨大な石筍が見事です。 通路の様子 4・・・ここは広い砂地の通路でした。つらら石もあまりありません。増水時の水量が多いのかなと思われます。
通路の様子 5・・・奥へと続く通路と周囲の様子、何とか普通に歩ける高さだったと思いました。 通路の様子 6・・・あーんと大きな口を開けたのどちんこ、ちょっと不謹慎ですかね。
通路の様子 7・・・押しつぶされそうな迫力があります。

通路の様子に注目すると、穴の奥から流れてきた水が通路に階段状の堆積物を造っていますし、天井の上の方も水がしみ込んだように色が変わっています。

同じような模様(流紋)が下の左画像にも見られます。この場合は、増水した水の流れは通路からあふれ、画面左側へと溢れ出たものと思われます。この時造られた流紋の様子は、拡大するとよく見えてきます。ここでも水に漬かったような色の違いが分かります。

下の右画像は、流れの中に突き出た石筍がどんどん成長し、上から成長した来たつらら石とくつかった状態だと思われます。この場所は流れが速いようで、砂が見えなくて砂利状の石が見えています。

通路の様子 8・・・増水時に造られる流紋が左側にありました。 通路の様子 9・・・通路の中央にある石筍とその周囲の様子、ここはかなりの水流があると見ました。
通路の様子 10・・・天井から成長している無数のつらら石は迫力があります。 天井からの無数のつらら石は、見ていて飽きない迫力があります。お隣にある安家洞に入ったとき見た剣の山に似ています。無数の尖ったつらら石が、地震等で崩落し落ちたらなどと考えると鍾乳洞に入るのが怖くなります。

砂混じりの通路には、きれいに成長した典型的な石筍があちこちに見えます。説明を書きながらふと思ったのは、天井からしたたり落ちた石灰分を含んだ水が、長い間に結晶化し成長したのがつらら石です。

理屈から言えば、天井からしたたり落ちてつらら石が造られるのですから、さらにその下の地面に石筍が成長しても良さそうですが、その様にはいかないようです。

この場所の様子は、映画の世界にでも出てきそうで印象に残ります。
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