岩手の蘇民祭に戻る 一関市・興田神社蘇民祭
一関市大東町・興田神社蘇民祭・・・ ◎名称 通称「ソミトリ」=蘇民袋の中の護符(ソミ)を取り合って、幸福を勝ち取ろうということ。「ソミヒキ」=蘇民袋を東西に引 き合って、そのことによってその年の作占をすること。 ◎祭りの由来伝承 牛王法印(延元三年・1338)を蘇民祭の夜、子供の額に御判として押し、無病息災を念じた。また、家族には白紙に押 印したものを持ち帰り、身体を撫でて無病息災を祈った。興田神社蘇民祭は昭和三十年頃が最盛期で、三十から四十 人の参加者があったという。見物客も大勢出た。 ◎実施期日 一月三日から四日朝まで。 ◎実施場所 開発センターに仮祭壇を設け、そこから興田神社へ行列が向かい、神事の後、蘇民袋争奪の一段は商店街へ繰り出 す。 (※岩手の蘇民祭から)
◎2011年一関市・興田神社蘇民祭 1月2日の花巻市胡四王神社蘇民祭に続き、4日早朝は一関市大東町興田地区に鎮座する興田神社で蘇民祭が 執行されました。私にとってはかなりハードな日程でしたが、今回を外すと来年まで機会がありませんので3日深夜 に出かけてきました。家から一時間ほどの距離にある興田地区ですが、残念ですが訪れる機会がなかった地域で す。 頭の中におおよその地図が入っていても、雪道の深夜、初めて訪れる場所へのドライブは不安があります。本来で あれば、麓の街中にある開発センターから男衆と歩くのですが、深夜の片道4kmを追いかけるには体力的に限界 を感じ神社まで一気に走りました。