一関市大東町・興田神社蘇民祭・・・
◎名称
通称「ソミトリ」=蘇民袋の中の護符(ソミ)を取り合って、幸福を勝ち取ろうということ。「ソミヒキ」=蘇民袋を東西に引
き合って、そのことによってその年の作占をすること。
◎祭りの由来伝承
牛王法印(延元三年・1338)を蘇民祭の夜、子供の額に御判として押し、無病息災を念じた。また、家族には白紙に押
印したものを持ち帰り、身体を撫でて無病息災を祈った。興田神社蘇民祭は昭和三十年頃が最盛期で、三十から四十
人の参加者があったという。見物客も大勢出た。
◎実施期日
一月三日から四日朝まで。
◎実施場所
開発センターに仮祭壇を設け、そこから興田神社へ行列が向かい、神事の後、蘇民袋争奪の一段は商店街へ繰り出
す。
(※岩手の蘇民祭から)
|