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     花巻市石鳥谷光勝寺・五大尊蘇民祭

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location:uchinome.jpトップ>岩手の蘇民祭花巻市石鳥谷・光勝寺五大尊蘇民祭

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住職が蘇民袋をかざし審判団に渡され、蘇民袋を手にした審判団は男衆に飛び込み争奪戦が始まります。

花巻市石鳥谷・光勝寺五大尊蘇民祭・・・

◎名称
  蘇民祭、五大尊。

◎由来伝承
  蘇民祭の起こりは、建久二年(1201)元旦から七日まで国家安全・五穀豊穣・病魔退散・牛馬安全の秘法を、時の
  住職が修行して、満願日の七日には多数の参詣者一同が南部光行公の駿馬を感得された因みにあやかり、早朝
  より数百頭の馬に乗馬のまま坂や階段を上がり、長さ九十二センチ、まわり約七センチのカツノキという木を鞭とし
  て護摩火が燃え上がると同時に大音声を上げて鞭で堂を叩き、その音響の聞こえるところまでは家内安全、摩事な
  しといわれた。

  こうした堂叩きの行事に続いて、護摩法要に加持した護摩火餅、すなわち護摩餅を堂外の参詣者に与えた。これが
  年を経るにしたがって争奪の度を高めてきたのが、蘇民祭の始まりであるといわれている。(以下省略)

◎実施期日
  旧正月六日 午後八時から星祭護摩法要・裸参り。
  旧正月七日 午前十時から十二時、蘇民祭。

◎実施場所
  花巻市石鳥谷町五大堂光勝寺境内。

  (※岩手の蘇民祭から)

◎2012花巻市石鳥谷・光勝寺五大尊蘇民祭
  平成24年1月28日から29日の二日間に開催された光勝寺五大尊蘇民祭です。石鳥谷五大尊堂は胡四王神社の北
  側にあり、良く通る場所ですが詳しいことが分かりません。盛岡市に出かけた帰り現地の下見をしました。五大尊堂
  の様子、前夜祭にあたる28日の裸参り・星祭の様子、29日のお山登り・蘇民袋争奪戦の様子をまとめてみました。

  ここでは、下見に訪れたときの静かな五大尊堂、前夜祭での裸参り、光勝寺での星祭・護摩祈願法要、当日のお山
  登り、蘇民袋争奪戦の五つの場面に分けて構成してあります。