おわりに・・・
今回はじめてチョウの卵の孵化を撮影しました。産卵後はきれいな黄色だったのが、中で幼虫が成長するにつけて黒っぽく色が変化し全体に拡がっていきます。私の場合は五日後に孵化して幼虫が誕生しましたが、気温等の条件により孵化が遅れることがありそうです。
次の課題は、今回生まれた幼虫が大きくなりサナギになり、やがて羽化して親になると子孫を残すために産卵します。七月頃になると思われますが、また孵化の様子を撮影出来る機会に恵まれるかもしれません。その時はじっくりと目をそらさずに見て孵化の瞬間(卵の殻を食い破る)を何とかして撮影したいものです。
幼虫の現在の様子を紹介致します。
左の画像は、6月11日に孵化した幼虫の25日現在の様子であり、測定したら全長24ミリ、最大幅が8ミリあります。
右の画像は、卵を産んだ時すでに幼虫の状態であり、比較のために並べたものです。全長が52ミリ、最大幅が15ミリある巨大な幼虫です。間違って触ると、頭部から二本の角を出しくさい臭いを出して威嚇します。もう少し大きくなると、サナギになり羽化を待ちます。サナギになる瞬間や、チョウになる羽化の瞬間も楽しみになります。
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