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孵化した幼虫は卵殻から離れます。直径1ミリほどの卵の中で幼虫まで成長し、タイミングを見て外に出てきました。昨年と違い今回はがっちりと撮影出来て満足です。
欲を言えばきりが無いので触れませんが、来年の目標をそれとなく決めている私です。 |
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やっぱりそのまま離れること無く、ぐるりと向きを変えて卵殻へと向かってきます。
この動作の撮影は40分ほどかかりましたが、幼虫に負けないファイトで連写をしていた私です。膨大なコマからそれとなく変化がはっきりするコマを選び、18コマに限定して紹介致します。
いつも思うことですが、デジタル撮影だからこそ連写が出来るのであり、この機能に感心しつつ利用しています。 |
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あれれと言うことで、隣に別の幼虫が近寄ってきました。70個ほどの卵の中で、数個が同時に同じような動きをしているので、隣で卵から出ているのもあり得ます。
側まで寄ってきた孵化した幼虫は、異常個体でした。 |
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まだ完全に卵殻から出ることが出来ずに、白い殻を引きづっていました。卵殻から出る時、最初に身体が通れるほどの穴を開けないで、無理して通り抜けたので引っかかっているのでしょう。
このままですと、やがては衰弱して死んでしまいます。 |
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見ていた私はあれれと思いましたが、これ以上は接近せず卵殻を食べることも無かったので放置しておきました。
やがてあきらめたのか、どこかに移動して行きました。よく見ると、卵の殻も原型を止めること無く食べられて形が変化していきます。 |
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40分ほどかけてほとんど食べたようです。
それにしても、5ミリほどの小さな幼虫たちです。虫たちの必死に生きている姿に気がつき、良かったなあと思いました。 |