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        2019盛岡市高松の池・白鳥


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池の氷が溶けかかった場所に立つ白鳥達の姿、首をかしげている姿がおもしろいのです。
2019盛岡市高松の池・白鳥・・・

二月も中旬を過ぎると、白鳥達の北帰行が始まります。朝早い頃ですが、家の上を白鳥達の集団がV字型を保ちながら北の空を目指して飛び去ります。カオカオ・・と特有の鳴き声を出して飛びますので、カメラを用意して外にいれば撮影するチャンスがあります。

以前は白鳥の飛来する町を合い言葉に、沼や湖のある地域では町おこし等で盛り上がっていました。しかし、いつ頃からでしょうか、鳥インフルエンザ感染の恐れがあるのでエサやりは厳禁になりました。そのこととあいまって、白鳥に接近してエサやりは禁止になり町おこし運動も消え去りました。白鳥には罪が無いのですが、人間の都合だけでつちかった白鳥の来る町の合い言葉が消え去ってしまいました。

私は毎年のことですが、盛岡市の白鳥飛来地高松の池に寄ってここに棲む白鳥達の様子を撮影するようになっています。今年も通院の帰りですが寄ってみました。まだかなりの面積が結氷し、白鳥達の群れる場所が限定されています。今年は白鳥よりもカモの姿が多いなあと思いました。

以前はエサのパンクズ等を販売していましたが、今はそれもありません。しかし、白鳥好きの市民の皆さんが個人的にパンくずを持ち寄り、大きな袋でエサやりをしている姿が見られています。もちろんのことですが、エサやりは禁じられています。

トップの画像は、池の氷が溶けかかった場所に立つ白鳥達の姿、みな同じように首をかしげている姿がおもしろいのです。

                                                       2019.02.24 作成

おもしろい首の影を映し込んでいました。 一羽だけ離れて泳ぐ白鳥、水面が揺れ動きますので水面に写り込んだ首も変化します。

不思議な形になった様子を切り取ってみましたが、頭が二個のように見えてきます。
悠然と移動する白鳥、水面下の脚はもの凄く動いています。 私の左側の岸辺で女性がエサを振りまいています。その様子を察知した白鳥やカモ達は集団で移動します。

この三羽は悠然と移動していますが、水面下の脚はぐいぐいと水をかき進んでいます。
白鳥の着水の様子です。 こちらの二羽は飛来してきて着水です。このシーンは迫力があり、翼を拡げ身体を保ち、つま先の水かきでブレーキをかけます。

見ていて一番迫力があり、おもしろいのです。
優雅な白鳥の舞いとも言えます。 エサをもらい嬉しそうな白鳥達です。カオカオと大きな声が一面に拡がり伝わってきます。

白鳥達の優雅な羽ばたきです。もっと接近して撮影したかったのですが、自分でまいたエサではありませんので、近寄ることは遠慮しました。

間もなく三月です。日増しに暖かくなるにつれて白鳥達の北帰行が見られるでしょう。