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             クモの目


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丸い目を中心にして六個まで確認出来た単眼です。
クモの目・・・

コンデジマクロ機能画像を整理していたら、大きな目を向けているクモの姿を見つけました。今までかなりのクモ画像を撮影していますが、額の正面にまん丸な目をしたクモの姿は見たことがありませんでした。クモの目というと、八個の単眼がヘアバンドのように頭部の前面に並ぶだけで、それ程の威力を見せつけてはいませんから驚きの発見になりました。

クモの種類はもの凄く多いので、名前の同定は私に無理でありどうにもなりません。巣を張らないで植物の葉の上を動き回り、獲物を見つけ次第飛びかかって捕獲し体液を吸う位の理解しかありません。

撮影していて驚いたことは、真横から見ていていた時は気がつかなかったのですが、正面から見てびっくりしました。頭部の中央に二個の大きな丸い目がきらきらしていたことです。一般の動物の目の大きさと比べて、あまりにも大きすぎる丸い目、しかし実態は物として見えていないと言いますから不思議なものです。

トップの画像は丸い目を中心にして六個まで確認出来た単眼です。残り二個は見つけられませんでした。

暖かくなったら、クモの目の形を意識してマクロ機能を駆使して撮影してみたいと思います。

                                                       2017.01.28 作成

真横から見た様子 1 真横から見た様子・・・

最初に画像を見た時、おやっと思いました。身体前面の大きな単眼が見えていないので、可愛い小さな目だなあと思っていました。
真後から見た様子 1 真後から見た様子ですが、拡大画面にすると排泄孔が見えてきます。

真上から見た様子では頭胸部中央部端左右に黒い目が見えています。

それにしても最前部の触覚が脚に見えてきます。
真上から見た様子 1 真上から見た様子 2
真上から見た様子 3 微妙に動き回るクモですが、カメラのマクロ機能が働き四対の脚が明瞭に写り込んでいます。

 
大きな単眼 1 大きな単眼・・・

この角度で撮影し、丸い大きな目に気がつきました。と言うよりも驚きでした。

こんなのににらまれたら逃げようにも逃げられなくなります。

しかし、実際は光の存在のみで実態としては確認出来ないと言います。

葉の陰になり、少し逆光線気味で身体が透き通って見えています。
大きな単眼 2 斜め上から見ると、頭部中央に大きな単眼が飛び出しているのがはっきりします。

大きな目の側に小さな目があります。

クモの足は四対(八本)ありますが、透き通った色合いで葉の色が写り込み透けて見えてきます。

一番前にある二本は触角であり、脚ではありません。
大きな単眼 3 ストロボの光が少し弱まり、身体の色が出てきました。

腹部の近くに黒い点があり、これも単眼です。これで六個まで確認出来ました。

クモの目・・・

蜘蛛の目は8つ。すべて単眼です。クモを良く見ると、大きな目の他に小さなぽつぽつがありますが、あれも目です。蜘蛛には8つの目が付いており、それらは「単眼」と呼ばれています。

虫の目には、「複眼」と「単眼」の2種類があります。複眼というのはバッタやトンボ、ハエなどに見られるめで、大きな目に網目模様が入っています。実は網で仕切られたひとつひとつが目として機能しており、図形認識能力に長けています。複眼の中には、ハエであれば2000個、トンボであれば20000個の目があります。

対して、蜘蛛の目は単眼です。単眼は一つの目でものを見ているため、図形認識能力はほとんどありません。その代わり光の感知に長け、視覚情報を素早く脳に伝達する機能を持っています。中にはバッタのように単眼と複眼を持ち合わせた虫もいます。

蜘蛛の目は殆ど何も見えていません。つまり、蜘蛛の目はあまりよく見えていません。あくまでも物質の動きや全体を緩やかにとらえる感覚器官いう位置づけです。蜘蛛の単眼は複眼が退化したものが3対、単眼のままだったものが1対あると言われています。

蜘蛛は複眼を失った代わりに6つの単眼を手に入れました。あのように正確な巣をつくれるのですから単眼で十分なのかもしれません。
                                                           ※ネット資料から

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