マイナス十度の冷え込みの続く岩手です。日本海側とは比較になりませんが雪もかなり多く、毎日というほどの雪かきに追われています。例年ですと積雪が多くても、日中の気温が上がれば溶けだして屋根の雪も落ちるのですが、今年の異常とも言える低温の毎日では溶けそうにもありません。
日陰の軒先にはつらら(たろし)が成長し、車を出すときに注意をしなければガリッと傷がつくほどです。たろしと言えば気になるのが、花巻市石鳥谷の葛丸川渓流に成長するたろし滝の話題です。例年のたろし滝の太さ(胴回り)を測定する日が二月十一日と決まっており、測定した太さでもってその年の米の出来高を予測するもので厳冬期の風物詩になっています。
ここ数年間、必ずと言うほど現地を訪れてたろし滝の様子を撮影していますが、測定日はかなりの人出になり立ち入る場所もないくらいになります。家から近いこともあり、測定会寸前の晴れた日に訪れて撮影しています。今年は二月九日の午後に現地に入り、たろし滝の様子を見てきました。
雪の量がかなりあり、山間の谷川の道路ですから気をつけないと大変です。たまたま現地に向かったら、大型グレーダーがきれいに除雪をしている所でした。
※二月十一日に測定会が行われ、その時の様子がテレビで報道されました。二百人ほどが見守る中、根元の周りは
6.68mの結果が出たようです。
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