おわりに・・・
小田越コースならば、山頂まで登らなくても景色や高山植物等が撮影できそうです。学生時代に登ったのは夏休みでした。登山道脇の花に舞い飛ぶ、高山チョウ「クモマベニヒカゲ」の可憐な姿を見たことが今でもはっきりと覚えています。出来ることならば、がっちり撮影したいものです。
撮影した画像から登山者を捜すには、はっきり分かる周囲から目立つ色、青やオレンジが最高だと言うことに気がつきました。肉眼では厳しくても、モノスコープや双眼鏡を使用すると、登山道を移動する服装の色と周囲の違いではっきりと分かります。
緊急時の救助等が必要な場合、仲間や救助隊からいち早く発見されるのが肝心であり、服装の色は大事であると思います。登山等をしない私の場合、ほとんど地味な色合いの服装で歩いていますが、周囲と同じ色では緊急時には対応できないなあと思いました。目立つ服装ですと、勝手な行動も見られます。周囲に迷惑になる行動を抑制するためにも、野山の中での撮影には留意しなくてはと思いました。
タイトルを早池峰山秋の訪れとしましたが、肝心の紅葉がまだ早くがっかりでした。撮影から十日以上経っている今、やっと紅葉が見頃になっているようです。帰りは小田越から遠野側に降りましたが、舗装道路ではない砂利道でかなり大変でした。
(2012.10.21 作成) |