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拝観券販売所から少し進んだ右側に、大泉が池に出る通路があります。そこから左に進むと南大門跡に向かう散策路になります。
この場所は散策される方が居らず、ゆっくりと撮影できました。 |
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南大門跡の巨大な礎石が見えてきます。カエデの向こうは毛越寺一山の本坊です。
南大門跡を見ながら築山を通り過ぎると、講堂跡・金堂円隆寺跡に出ます。この場所にも礎石が残されています。
この場所を抜けると広い野原になり、手前に遣水水路、その奥には常行堂があります。 |
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遣水は小高い場所から流れてきており、岩場を流れ落ちながら大泉が池へと入ります。以前のことですが、遣水流入口まで入ってみたことがあります。庭園内の仕切りがあり、その奥から流れていました。 |
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遣水・・・
山水を池に取り入れるための水路であるが、谷川を流れ下り更に蛇行しながらゆったりと平野を流れる川の姿を表現している。
水底には玉石を敷きつめ、流れに水切り、水越し、横石などの石を配していて、「作庭記」に記されているこれらの技法を目の当たりに出来る貴重な遺構である。
今は晩秋の風景そのものですが、新緑の頃には一面の芝生になります。そしてこの場所で庭園の遣水に盃を浮かべ、歌人達が和歌を詠む曲水の宴が行われる場所でもあります。
今はカエデの葉が侘びしく流れていました。 |
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常行堂へ向かう観光客の皆さん、この場にいると鐘楼で鐘を突く音が聞こえてきます。この時は団体で多くの皆さんが見えていました。 |
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常行堂前から遣水方向を眺めた様子です。杉の木と紅葉のカエデの対比になります。 |
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常行堂前通路から見た大泉が池東端です。落ち葉を片付けている女性が見えていますが、早い時期であればこの場所のカエデの紅葉がきれいなのです。しかし、完全に落葉し池の畔には落ち葉が山積です。
水鏡状態がすごくきれいでした。 |
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水鏡状態を撮影したくなり鐘楼跡まで出てみました。少しでも風があると水面が波立ち、肝心の水鏡が崩れてしまいます。
かなりのコマ数を撮影していますが、何とか見られる状態を選んでみました。
最初にも書きましたが、釣山公園の通路は落ち葉を踏みしめての歩きでしたが、毛越寺は落葉しているはずなのに落ち葉が見あたりません。
境内や池の畔はきれいに掃き清められ、落ち葉が片付けられているからです。
ここからの画像は、大泉が池東の散策路から見たカエデの紅葉と水面の対比になります。時間が遅くなったこともあり逆光に映える状態ではありません。 |
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州浜を通り過ぎ、立石・出島の見える場所に来てあれっと思いました。池の中に土嚢が積まれ、中の水が無くなっています。 |