出島と池中立石・・・ 荒磯の風情を表現しており、飛島には約二.五メートルの立石が据えられている。池中立石は、毛越寺庭園を象徴する景趣である。(※頂いた観光パンフレットより) この場所は何時訪れても絵になる場面であり、その都度撮影するポイントでもあります。今回何気なく見ていたら、周囲に土嚢が集まれ池の底が現れていました。修復中であることは知らなかったので、しばし見とれてしまいました。南大門跡から見たとき、岸辺の玉砂利がかなり出ています。晩秋期には水位を落とすのかな、その程度の理解しかありませんでした。 そんなこともあり、出島・立石修復場面を目の当たりにしたとき嬉しくなってしまいました。大泉が池や作庭当時のことを知る資料等がなく、ネット検索で調べてみてもはっきりとしたことが分かりません。
浄土庭園大泉が池の「立石」は、東日本大震災の影響で約8度傾きましたが、修復により震災前に戻りました。
引き続いて立石と出島付近の修復作業のため、池の水を取り除いたところ、普段は見えない島の斜面にもていねいに玉石が並べられていました。島の構造や岩の配置など、平安時代の作庭のようすをうかがうことができます。
ご拝観の皆様にはご迷惑をおかけしますが、ご理解いただきますようよろしくお願いいたします。