奥州市胆沢ダム・試験湛水に戻る


      胆沢ダム・試験湛水 2012年10月30日 


ウチノメ屋敷 レンズの目 自然の表情 暮らしの表情 ウチノメアーカイブス
岩手の鍾乳洞 岩手の蘇民祭 ほっづぎある記 心のオアシス
ドキュメント  

location:uchinome.jpトップ>自然の表情>風景の表情奥州市胆沢ダム・試験湛水>2012年10月30日

  サイトマップ


2012年10月30日・・・

2012年10月23日のことですが、いさわ散居ガイドの会主催による「いさわ路探訪 紅葉と完成間近の胆沢ダム見学」の催しに参加しました。普段は入ることができない場所まで案内され、工事の様子や周辺の風景を撮影しましたが、あいにくの雨降りになり満足する画像が得られませんでした。

工事の様子が見られる道路は、11月12日から翌春4月まで冬期間の閉鎖になります。天気のよい日を選び、ダム工事現場の様子を撮影してきました。一週間前に同じ場所を訪れていますが、ここではダム工事堰堤内側の様子、取り壊し工事の進む石淵ダムの様子を紹介いたします。
堰堤内側の遠景 堰堤内側の遠景です。堰堤工事はほぼ完了しており、取水塔周辺の工事が進められていました。

以前はこの場所は通行可能であり、工事の様子を見ながら走ることができました。
堰堤南側と取水塔付近の拡大画像 堰堤南側と取水塔付近の拡大画像です。

堰堤斜面部分に看板が三枚あり、上からサーチャージ水位、平常時満水水位、最低水位と書かれてあります。

画面左側から斜めに走る道路、かつての秋田側に向かう道路でした。

左下に橋が見えていますが、胆沢川に流れ込む尿前川に架かる橋です。




ここからの画像は、谷子沢大橋から見下ろした石淵ダムの様子です。

常時満水時には、石淵ダム堰堤は完全に水没します。そのための工事ですが、取水塔部分まで重機が入り解体作業が行われていました。

重機が入られる様に堰堤内に土砂で埋められていました。画面右側に煙の様に見えているのは、解体に伴う土埃でした。
石淵ダムサイトを通る旧国道397線。 石淵ダムサイトを通る旧国道397線です。ガードレールが設置されていましたが、水没することから撤去されています。

撤去されたことにより、安全上の理由から通行止めになりました。

胆沢ダムの水位が上がれば、道路・堰堤を含め完全に水没します。
猿岩の様子と石淵ダムの水面 猿岩の様子と石淵ダムの水面です。画面中央の林が伐採されていますが、胆沢ダムとして水が貯まるとこの線まで水位が上がります。

当然ですが、下の道路斜面まで水が来ることになります。

見学会の時は、道路まで入り説明をお聞きしました。
猿岩と紅葉、今が盛りでした。 望遠レンズでの撮影です。今が紅葉の最盛期でもあり、曇り気味ですが色とりどりに変化していました。
石淵ダム堰堤 旧取水塔上部が解体されています。近い場所から撮影するため、車で走りながらポイントを見つけました。

ススキの間からしか見られませんが、水位を下げて重機が入られる場所を造り解体工事が進んでいます。

メインの取水塔はこの場所からは見えませんでした。ダムの堰堤上を車が走っています。

堰堤は解体されず、沈んでから砂防施設になると言います。