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location:uchinome.jpトップ>自然の表情>風景の表情>岩手山麓土地改良区・円筒分水工 |
サイトマップ |
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岩手山麓土地改良区・円筒分水工・・・ 奥州市胆沢区徳水園の通水式を見てから、円筒分水工を利用しての灌漑用水に関心を持った私です。ネットの世界を見ると、色々な分野の事象に対し詳細に調査をされてサイトを構成している場面に出くわします。そんな中に、全国に分布する円筒分水工を紹介しているサイトがあります。 ・・・円筒分水データーベース、インターネットを利用して管理人がとりまとめてものをベースに、諸兄からお寄せ頂いた情報を加えて作成したものです。所在地、名称などの表記に誤りや重複などが含まれる場合があります。また、この表に記載された以外にも各地に存在すると考えられます。 円筒分水に関する情報をお寄せください。適宜、修正・追加いたします。なお、管理人が訪れた円筒分水はリンクが付いています。これらは、カルテ方式でとりまとめた資料をご覧いただけます。・・・ と言う書き出しで最初が北海道夕張郡栗山町から始まり、最後が大分県豊後大野市で終了しています。私もこのサイトを拝見し、岩手の奥州市に沢山の円筒分水工があることを知りました。 |
円筒分水データーベースサイトを見て更に訪れようと思ったのが、滝沢駅前にある岩手山麓土地改良区・円筒分水工でした。盛岡市に出かけた帰り滝沢市駅西側まで訪れてみました。ガイドにしたサイトの記事にもありましたが、場所の特定がかなり困難で肝心の事務所等も見つかりません。ナビを利用して近くまでは行けたのですが、建物には表示等が無く分かりませんでした。 |
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北側から見る・・・ 円筒分水工の周りを歩き、南側に分水される水門を見ました。南側の水門は、南部主幹線用水路であり、水田面積1,326ha、利用農家は1,512戸となっています。 下の画像は、水門の様子を場所を変えて撮影しました。 |
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西側から見る・・・ 目の前に満々と水が流れ迫力がありますが、その割には流れ落ちる時の水温が静かです。周囲の住宅に、騒音にならないような配慮があるのでしょう。 下の左側画像は北側の水門であり、右側の画像は南側の水門です。 |
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北側を見る・・・ 北側の水門は、北部主幹線用水路であり、水田面積約521ha、利用農家は322戸となっています |
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円筒分水工南端から眺めた様子です。あまりにも近い場所なので画面に入りきれません。それにしても静かです。 |
頂いた膨大な資料から、その一部を抜粋で紹介いたします。 ◎農業用水 というのはその当時、北上川は上流にある鉱山の影響で水が汚染されていたので米作りには使えませんでした。それに、滝沢村の土地より低い場所を流れているので、機械を使わなければ田んぼまで水は引けません。お米を育てている間中ずっと機械を動かし続けるにはお金がたくさんかかるため、大きな負担となります。 お米造りに適したきれいな水、そして機械を使わずに水を引ける、それが岩洞湖でした。 ◎円筒分水工と用水路 昭和37年(1962年)に作られたこの円筒分水工の特徴は、岩洞ダムから流れてくる水の量を調節することなく、北部主幹用水路に30%、南部主幹用水路に70%と、田んぼの面積を考えて一定の割合で流れるように作られました。しかし現在では地域が発展して田んぼの面積が大きく変わったため、水門を作り、流れる量を調節しなければならなくなりました。
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