風景の表情に戻る


          奥州市・奥州湖眺望台


ウチノメ屋敷 レンズの目 自然の表情 暮らしの表情 ウチノメアーカイブス
岩手の鍾乳洞 岩手の蘇民祭 ほっづぎある記 心のオアシス
ドキュメント  

location:uchinome.jpトップ>自然の表情>風景の表情奥州市・奥州湖眺望台

  サイトマップ


眺望台から見下ろした胆沢ダム堰堤と堰堤から広がる奥州湖、焼け石岳を中心とした奥羽山脈連峰のワイドレンズ画像
奥州市・奥州湖眺望台・・・

毎日見ている胆沢まるごと案内所のブログに、興味のある記事が紹介されていました。8月9日〜8月17日まで、奥州湖眺望台が開放されるという記事です。

ブログ記事の紹介によると、胆沢ダム堰堤南側の山頂尾根部分に設けられた眺望台です。ここから胆沢ダム堰堤を見下ろしながら、焼け石岳連峰や胆沢平野が見られると言います。そもそも、奥州湖眺望台の存在すら知らなかった私です。願ってもない機会なので、お空の様子を見ながら期間中に絶対行って見たいと思っていました。

快晴ではありませんが、しばらくぶりに青空が望めた8月13日の朝、家から40分ほど走り一番乗りをしました。かつての胆沢ダム学習館前で左折し、ダム堰堤の基礎部分を見ながら曲がりくねった狭い道路を進みます。

誰も居ない駐車場から見下ろしたダム堰堤と奥州湖、あまりの素晴らしさにしばし絶句です。ダム上流や焼け石岳連峰もはっきりと見えていました。

トップの画像は、眺望台から見下ろした胆沢ダム堰堤と堰堤から広がる奥州湖、焼石岳を中心とした奥羽山脈連峰のワイドレンズ画像です。雲の移動が早く、晴れたり曇ったりで安定しなかったのですが、晴れ渡った時の眺めは「ああ!絶景かな・・」としばし息を飲み込む瞬間でした。

青空に浮かぶ白い雲を背景に奥羽山脈と奥州湖を撮影しましたが、素晴らしい景観を是非皆さんに見てもらいたいと思いました。夏の天候とは言え雨模様の日が続きますので、せっかくの開放期南中で快晴に恵まれたのは13日だけであったと思います。次回の開放はいつになるのでしょうか、それと開放する通知を現場に掲げるなり、市のHPに掲載するなりして欲しいものです。

                                                       (2014.08.20 作成)


奥州湖交流館前から分かれる 1 奥州湖交流館前から左折・・

旧胆沢ダム学習館前の分かれ道を左折し、そのまま道なりに進みます。いつもは関係者以外の立ち入りは禁止なのでちょっぴり緊張しますが、きれいに舗装されている道路をダムの堰堤に向かって直進します。
奥州湖交流館前から分かれる 2 調整池工事中の看板で左折しそのまま進みます。

きれいな絵入りの看板があり、ダム堤体下に整備された池が造られるようです。工事の完成が八月中とありましたので、完成すればダム堰堤下の様相が一変します。
奥州湖交流館前から分かれる 3 ダム堰堤間近のところで所で立ち入り禁止の看板です。この道路閉鎖の左端に進入路があり、その表示を見ながら更に進みます。

調整池の水たまりが見えてきました。その後ろはそそり立つダム堰堤です。今までここまでは入ることが出来ませんので、見る場所そのものが珍しい光景になります。
奥州湖交流館前から分かれる 4 奥州湖交流館前から分かれる 5
奥州湖交流館前から分かれる 6 道路前方に発電所の建物が見え、道路脇のフェンス下は調整池の水が見えてきます。

この場所を通りすぎるあたりから一気に道路が狭くなり、気をつけないとカーブを曲がれなくなります。

ダム堰堤の下 1
ダム堰堤の下・・・

調整池を見ながら坂道を上ります。。進むにつれて標高が高くなるので、遠くの景色が眼下になります。

堰堤の南側端下を通り、堰堤が目の前になります。見えている水路は、発電所から出た水の通路になりますが、稼働していないこともあり水が流れ出てはいません。

調整池の全体が見えています。この荒れ地がきれいに整備されます。
ダム堰堤の下 2 ダム堰堤の下 3
ダム堰堤の下 4 発電所の脇の急坂を登ります。カーブがきつく坂道の傾斜もかなりあります。

進むにつれてダム堰堤が下の方に見え始め、なんと、焼け石連峰の頂が見えてきました。そして、道路脇には「奥州湖眺望台、あと、1,200m」の看板が出てきました。

ここからの道路はかなり狭くなり、カーブと傾斜が半端ではありません。冬期間はスリップして走ることは出来ません。もちろん雪が多いので閉鎖されますが・・。
ダム堰堤の下 5 ダム堰堤の下 6

駐車場 1 登り切った所の駐車場・・・

やっと登り切った駐車場です。実際の場所は山の頂上ではなく、ダム南岸の尾根を切り崩し平らにした場所です。このことが分かったのは、駐車場の周辺を見渡して分かったことであり、ダムの方から見たのでは分かりません。

ここでは画像の紹介をしませんが、この場所から更に上の方に進む道路が整備されていたことです。立ち入ることは出来ませんが、やがては開放されるものと思います。

大きな立て看板と注意書きがありました。
駐車場 2 駐車場 3
駐車場 4 尾根を削り平らな部分が駐車場になっていて、フェンスで囲まれています。駐車場の東端へは柵があり、車は入ることが出来ません。もちろん狭くなるので出来ないのですが、柵が無ければ心ない人がぎっちりと車を入れます。

そのようなことが無い様に、監視カメラが駐車場入り口側を見ています。さて、カメラはどこにあるのでしょうか?。
駐車場 5 カメラの位置は、フェンスをたどっていくと一番高い所に出っ張っている部分です。「キケンなので柵を乗り越えないでください」と書かれた看板が設置されています。」

この場所からは分かりませんが、フェンスを出た下に草が生えていますが、その下はほぼ垂直に落下し取水口まで落ちます。キケンなんて言うレベルではありません。絶対にやってはいけない行為です。そのための監視カメラになります。

さて、ここから俯瞰したダム堰堤や奥州湖、焼石連峰の素晴らしさは次のページで紹介します。
                        次のページへ →