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奥州湖・胆沢平野眺望台・・・

眺望台はダム堤体頂部(標高364m)より高い尾根斜面に設けられています。実際にここまで車で走ってみて、カーブと傾斜のきつさはかなりありました。最初にも書きましたが、雨が降ったり初冬期にはスリップすることもあり得ます。もちろんですが冬期間の積雪時には無理です。駐車場の平面は(標高485m)ありますので、ダム堤体部分より100m以上高い場所になります。

したがって見晴らしは抜群です。天気が良くて晴れ渡っていれば、何時間この場にいても飽きません。それにしても、展望台ではなく眺望台と名付けた方のアイディアに同感です。なんと言ってもこの場に来れば、遠くまで眺めて飽きない自分だけの時間があるからです。

午前十時過ぎ、私はこの場所に一番乗り(?)をしました。まだ誰も訪れていないと思いましたが、私より早く来られて方があれば途中ですれ違っているはずでした。その後気がついたら車で来られる方がありましたし、帰る途中で坂を上る車と何台かすれ違っていました。

ここでは、駐車場からダム堰堤部分を俯瞰した様子、ダム堰堤から湖面の延長を眺める方向、ダム堰堤麓の方向、そして、眺望台が造られる工事の様子を2009年から追ってみました。
ダム堤体俯瞰 1 ダム堰堤俯瞰

駐車場から一番先に眺めて、「絶景かなあ・・」としばし沈黙します。

雲の流れが速く、青空の出現がぐるぐると変わります。

堰堤を中心に置き、左右の景色の違いを対比させてみました。
ダム堤体俯瞰 2 ダム堰堤のほぼ全景です。俯瞰して見ているため距離感がありませんが、堰堤総延長は723mです。

中央は361mほどの場所になります。堰堤中央部付近に白い部分が見えていますが、ここが中央部になります。

堰堤上には歩いている方が見えていますが、よく見えていません。
ダム堤体俯瞰 3 管理事務所側から半分の所までの様子。

半分の場所は、361mほどの場所になります。近くの街頭ポールにNO.9と書かれてありました。
ダム堤体俯瞰 4 堰堤中央部付近から堰堤南端付近まで。左上通路に白い丸い部分が見えています。

この部分が堰堤通路ほぼ中央になります。
洪水吐きの様子 洪水吐きゲート

洪水吐きの様子です。水位が下がり、ダム前面の排水溝からは流れ落ちてはいません。

焼石岳連峰側 1 焼石岳連峰側

晴れ渡った青空の下、ポッカリ浮かんだ白い雲が凄く素敵でした。
焼石岳連峰側 2 カメラを更に左に降り、奥に伸びる奥州湖を追ってみました。

ワイド画面の画像です。
尿前渓谷橋 尿前渓谷橋・・・


橋の下に道路が見えていますが、この道路は焼ヶ石登山の尿前口になります。

かなりの場所まで車が入られるようですが、いつかは乗り入れてみたいものです。
焼石岳連峰側 3 駐車場から見える奥州湖の奥は、つぶ沼から湖畔に降りたあたりでした。

奥州湖は上流方向で南側にに曲がっているので、奥州湖大橋や弘法の枕石公園の方向は眺めることが出来ません。
焼石岳連峰側 4・・・石渕公園 石淵ダムのあった狭さく部です。

胆沢丸ごと案内所ブログで知りましたが、この場所は石淵公園として先頃オープンした場所になります。

またまた訪れる場所が増えました。

中央左部分に見える道路は、つぶ沼から降りてきた湖畔道路です。
焼石連峰の山々 1 焼石連峰の山々・・・

残念ですが山の名前に詳しくありません。左端の稜線から獅子ヶ鼻岳、横岳とつながっています。

左の稜線の奥に焼ヶ石岳があるのかな・・、良く分かりません。右側のガレ場がある山はなんと言いますか、良く分かりません。

山の地図を見る限り、獅子ヶ鼻岳、横岳、焼石岳、牛形山、経塚山、駒ヶ岳とつながる山々を焼石連峰と呼んでいます。
焼石連峰の山々 2 焼石連峰の山々 3
焼石連峰の山々 4・・・稜線から雲が湧き出していました。 右から稜線に向けて湧き出す雲、この場所で雲が生じています。思わず撮影していました。どこの山になるのかは不明です。

ダム堰堤東側 1 ダム堰堤麓側

カメラをダム堰堤から右に振ってみました。馬留大橋や、一番先にダム工事のために造られた望み大橋が遠くに見えています。

中央に見える道路が、眺望台に上ってくる道路になります。
ダム堰堤東側 2 ダム堰堤側にかかる馬留大橋です。
ダム堰堤東側 3 カメラを更に右に振り、胆沢平野の方向を眺めてみました。

天候のせいもありますが、 遙か彼方の様子ははっきりしません。
ダム堰堤東側 4 ダム周辺には数多くの橋が架けられています。

望み大橋、ダム工事に関わり道路切り替えがあり、最初に造られた橋だったと思います。

のぞみ大橋の上に見える橋はひめかゆ橋になります。
ダム堰堤東側 5 一番下に位置する橋は市野々大橋です。

奥州湖の一番奥にある橋は猿岩橋で、入り口から数えて14番目になります。ここまでは自由に行ける橋です。

15番目の橋に大平野橋がありますが、工事中であり通行が許可されていません。

奥州湖眺望台建設過程・・・

最初にもふれましたが、ダム眺め降ろす眺望台があったとは知らなかった私です。駐車場に設置されているカメラの場所を見ていたら、もしかして今まで撮影してきた画像に駐車場の場所が記録されていないか調べてみました。なんとなんとありました。場所的にはダム堰堤山側の取水口にあたる場所にありました。

ここでは撮影した画像そのままの様子を紹介します。露出や色調の問題がありますが、ご容赦ください。

2009.06.02 2009.06.02・・・

ダム堰堤工事がかなり進み、高さにして約330mほどまで進んだ状態の時です。

尾根斜面が樹木のみでまだ切り出し等が行われていません。

画面左上の尾根が平らに整地されていきます。
2009.10.24 2009.10.24・・・

上の画像から五ヶ月ほどで、ダム堰堤の土盛りがほぼ終了しています。

それと同時に、尾根上部から斜面のコンクリート仕上げが進み下まで降りてきました。
2010.02.23 2010.02.23・・・

ダム工事も冬期間には冬眠状態であり、雪の下に埋まっています。

雪が積もるまでの間に、斜面の工事がかなり進んでいました。

2011.10.23 2011.10.23・・・

しばらく見学に出かけていないうちに、斜面の工事がほぼ終了です。

この下は見えてはいませんが、取水口の工事が進んでいました。

2012.10.30 2012.10.30・・・

更に一年後の様子で、斜面工事がほぼ完成しています。

この年にダムに水が貯められる、試験湛水が行われました。
2013.04.29

2013.04.29・・・

ゴールデンウイークの日の間、待望のサムサイト管理事務所の屋上が開放されました。

管理事務所屋上から撮影した取水口上部の様子です。

拡大画像で見ると、上の平らな部分にはフェンスが設置され、左端にはカメラが設置されています。

2014.04.08 2014.04.08・・・

四月に入り、二日には管理事務所の開所式が行われ、一階部分が一般開放されました。

併せてダム堰堤への立ち入りも許可されるようになりました。

天気は良かったのですが、風が強い日になり堰堤上を歩くのが大変でした。

胆沢ダム周辺の見所・・・

まだ完全に完成したのではありませんが、ダム機能としては管理体制が県に委託されほとんどの場所での見学が可能になっています。私自身まだ何カ所か出かけていない場所がありますが、胆沢丸ごと案内所のブログ記事によると周辺の見所が紹介されています。今回の奥州湖眺望台についても、ブログでの紹介で知り天気を見ながら訪れたものです。

紹介記事にも書きましたが、眺望台は近い将来自由に行ける様になります。欲を言えば切りがありませんが、夏場に限り開放して欲しいと思います。この場所は素晴らしい名所になるはずだからです。
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