![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
---|---|---|---|
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
location:uchinome.jpトップ>自然の表情>風景の表情>八幡平市・松川温水路 |
サイトマップ |
![]() |
八幡平市・松川温水路・・・ 私が温水路のことを知ったのは、先頃訪れた猿ヶ石用水地区・稲瀬調整池を見学をした際、説明の方から「八幡平市のだんだん水路(温水路のこと)」がおもしろいですよ・・と教えられたことによります。岩手県内各地の灌漑用水路分水工を見てきていましたので期待しましたが、資料を集めて温水路を調べると分水工とは違いました。 この公園は、土地改良施設(松川温水路)が持っている国土保全など、さまざまな公益的機能を十分に発揮させるため、地域の人々による共同の色々な展開を促し、その効果の広域的な普及を図ることを目的として土地改良施設と併せて周辺整備を行ったものです。
|
温水路端末から見た様子・・・ 下流にある駐車場に車を止め、温水路の端末を見るために少し上流に歩いてみました。ここには水路の端末があり、狭まった水路の一部が大きな水車を回し可愛い水力発電施設があります。「修羅と化す松川を治めて60年」と書かれた看板があり、明治百年記念公園小水力発電所の説明がありました。 小水力発電所とはいうものの最大出力が9.9kwあり、発電された電力は東北電力に売電されており、さながら現代のソーラー発電のシステムと同様でした。安定した水の流れが無ければ売電できる発電は無理です。この温水路を見ていると、私に教えてくれた江刺土地改良区の方が話された「段々水路」の表現がぴったりでした。 |
![]() |
下流駐車場から見た温水路・・・ 温水路端末で、水車部分に入る水路と一般の水路に分かれています。案内板によると段差は35カ所ありますが、単純計算をすると約15.8mの落差がある事になります。 |
![]() |
下から上流を見上げると、段差が数多く見えるはずなのですがそうはいきませんでした。何とか上の段差が見えないかなと言う願いで撮影した一コマです。 |
修羅と化す松川を治めて60年・・・ その松川を有効適切に利用するため県営松川地区排水改良於事業を施行し、昭和53年度をもって完了したことから安心して農業を営むことができるようになりました。 松川土地改良区 |
案内板下の部分の拡大と説明です。発電と売電の仕組みがおもしろかったので、案内板から切り出してみました。この温水路、いつの日にかまた訪れてみたいものです。 この水車は、昔から使われてきた下掛け水車に最新技術を加えたものです。水路の落差から落ちる水を水車の羽根で受け、水車を毎分4.5回転、発電機を毎分1,000回転させ発電を行います。発生した電力は、電力会社に売っています。また、この小水力発電所は約14世帯で使用する電力を発電することができます。 |
![]() |
![]() |
松川温水路の最初に戻る → |