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location:uchinome.jpトップ>自然の表情>風景の表情>2014.10.08・皆既月食 |
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2014皆既月食・・・
月食は、太陽-地球-月が一直線に並ぶとき、つまり、満月のときだけに起こります。ただし、星空の中での太陽の通り道(黄道)に対して月の通り道(白道)が傾いているため、ふだんの満月は、地球の影の北側や南側にそれた位置になります。満月のたびに月食が起こるというわけではありません。 |
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部分食の変化 18:49、地球の陰が月の表面に達し、あたかも月を被ったように見えるのが月食です。 満月状態から部分食に進む場合、左端下から陰に被われていきます。 あたかも欠けて行くように見えますので不思議な現象です。 |
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18:57の変化 現像処理の段階で輝度を下げて、残った月の表面が分かるようにしてみました。 |
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19:05の変化 かなり細くなりました。 |
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19:27の変化 三日月状態まで細くなりました。残った明るい部分ではなく、暗い部分が赤く見えてくるように調整しました。 間もなく全部地球の陰に入り、あたかも全てが欠けた状態に見えるのが皆既月食です。 |
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皆既月食 20:20の変化できれいな赤い月に見えています。 月の表面が赤く見えることから、古来から赤い月と呼ばれています。 皆既食中の月の色 皆既食では、月が本影の中に完全に入り込みます。 |
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20:29の変化 地球のまわりには大気があります。 太陽光が大気の中を通過する際、波長の短い青い光は空気の分子によって散乱され、大気をほとんど通過することができません。 一方、波長の長い赤い光は散乱されにくく、光が弱められながらも大気を通過することができます。これは、朝日や夕日が赤く見えるのと同じ理由です。 |
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20:31の変化 また、大気がレンズのような役割を果たし、太陽光が屈折されて本影の内側に入り込みます。 このかすかな赤い光が皆既食中の月面を照らし、月が赤黒く見えるのです。 ※皆既月食の解説はネ ット記事からの参照で す。 三年前の皆既月食の時は厚い雲に被われ、雲の切れ目の合間からしか撮影できません。 撮影は出来たものの、かなりピントの甘い画像でした。それに比較して今回は、雲一つ無い絶好の観察日和でした。 すでに左上から部分食に戻りつつある様子です。 |
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満月に戻る |
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21:21の変化 かなり戻ってきました。 画像処理の段階で明るさを押さえ、月の表面の様子が分かる様に処理してあります。 |
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21:33の変化 |
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21:41の変化 満月に戻る直前の姿です。しばらくぶりにきれいな月食の変化を撮影することが出来て最高に満足です。 更にきれいな月食画像を望めば、撮影機材が高額なものになります。 息子が失明前に使用していたレンズと、機能的に優れているデジタルカメラがあっての事です。 今でも月の姿を、デジタルカメラで追いかけている息子です。 |
おわりに・・・ いつも当たり前に見えて何ら不思議に思わない太陽と月です。科学の進歩した時代に生きる私たちは、日食や月食と言う天体の変化に感動し見とれることがあっても、不安や恐怖感を抱くことはありません。いつも思い出すのですが、太陽を神とあがめていた時代の人々にとって、神の存在とも言える太陽が欠ける現象(日食)は世情の不安様子を予測させる現象であったと思われます。 事前に変化することを予言しうる人物(経験則からでしょうが)は、偉大な予言者であり人々から崇められる存在であったはずです。そんな大昔の事を思い出させる月食であり日食の現象です。コンピュータの進歩した今、これからうん十年後に生じる事象まで計算できています。これから何回、月と太陽の自然現象を見ることが出来るか、楽しみでもあります。そんなことを思うこの頃です。 |
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