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      西和賀町錦秋湖大滝・ライトアップ


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ライトアップされた錦秋湖大滝の様子です。17本の水流の帯がきれいです。
西和賀町錦秋湖大滝・ライトアップ・・・

10月11日の地方紙の記事を見て驚きました。西和賀町錦秋湖上流にある貯砂ダムの様子、訪れてみたいなと以前から気になっていた場所でした。記事によると、11日と12日に夕方から貯砂ダムをライトアップをしているとのことです。そ
れと小さな画像ですが、ダムから流れる水流がバックライトの色光で彩られ水面に反射している様子が紹介されていました。

こんな機会は来年までありませんので、11月12日夕方近くでしたが今年第一号のライトアップでもある西和賀町まで走りました。貯砂ダムから流れ落ちる水流の後ろが通路になっており、豪快な水流を見ながら対岸まで行ける場所でもあります。本来であればもっと早い時刻に訪れて撮影するのですが、貯砂ダムの様子を日中とライトアップの両方を兼ねることが困難です。そんなことから日没間近の貯砂ダムまで出かけてきました。


貯砂ダム・・・

このダムは、和賀川上流域の山地崩壊によって流れ出る土砂がダム湖内に堆積し、湯田ダムの貯水量が減少することを防ぐ目的として、川尻地区に建設されたダムである。また、このダムの完成により、ダム上流には夏から秋にかけて新たに広大な湖面が創出され、加えて周辺の散策路と連携する通路を貯砂ダム内部に設けてあり、見学などが出来ます。
                                                       平成14年10月に完成。

集水面積 418平方キロ
堤頂標高 EL226.0m
堤頂幅  5.95m
堤頂長  123.0m
堤頂高さ 17.5m                                             ※現地にある看板より


先日の錦秋湖(湯田ダム)50周年記念式典の開催にあわせて行われ、好評を博した『湯田貯砂ダム(錦秋湖大滝)ライトアップ』が、再び行われます。湯田貯砂ダムは、堤体内に通廊を設けており、水流を内側から鑑賞できる全国的にも大変珍しいダムです。その通廊からライトアップを施し、七色に照らされた水流を楽しむことができます。

                                                        ※西和賀町HPより


ここでは夕方近くの画像ですが貯砂ダムを俯瞰した様子、貯砂ダムから流れ落ちる水流を後ろから見た様子、そして色光に映えるライトアップの様子を紹介します。トップの画像は、貯砂ダム下流に架かるあやめ橋から見たライトアップの様子になります。
                                                       (2014.10.18 作成)


駐車場周辺 1 駐車場周辺・・

案内看板からの切り取りです。

貯砂ダム通路の入り口が両側にあり、あやめ橋を渡って反対側の駐車場を利用することが可能です。

流れ落ちる水のカーテンを見る場所は「通廊」と呼ぶようでした。
駐車場周辺 2 貯砂ダムから流れ落ちる水の流れ、100mほど幅がありますが正式に愛称が決定しました。

錦秋湖大滝・・

錦錦秋湖50周年記念事業で愛称を募集していた、水のカーテン貯砂ダムの愛称は、錦秋湖大滝と決定しました。

命名者 佐々木健一様
(平成26年9月20日)
駐車場周辺 3 流木無償提供開始と書かれてありました。

流木利用のお知らせですが、流木の配置を見ていたら、気仙沼市海岸にある「復興の龍」の姿が脳裏に浮かんできました。

この配置が「龍」に似ているのです。
駐車場周辺 4 駐車場から貯砂ダムに向かいます。午後四時半頃ですので、西日がきれいな黄色に輝いていました。

のんびりとした雰囲気が伝わってきます。
通路の湖側を見ると、まさに太陽が西の山に沈みかけていました。

湯田ダム上流の川尻地区付近の様子です。

この湖を利用し、カッター競技の練習をしていました。

貯砂ダムからの眺め 1 貯砂ダムからの眺め・・・

先頃命名された「錦秋湖大滝」の眺めになります。駐車場通路の高さから階段を利用し一気に下まで下がります。

錦秋湖大滝の新しい表示パネルが置かれてありました。ここから更に下に降ります。
貯砂ダムからの眺め 2 一番下段にある展望デッキ、この場所から更に下がると落下する水流を見ながら歩く「通廊」に入ります。本来ならばゆったりと歩けるのですが、今回はライトアップ用の工事現場の作業灯が四基置かれてあります。
貯砂ダムからの眺め 3 下段でワイド画面にすると、左下に魚道の一部が見えてきます。

下の画像では下流に架かる「あやめ橋」、曲がりくねった魚道を取り込んでみました。本当にこの場所を遡上するのか、間近で見たことがありませんので関心のある魚道です。
貯砂ダムからの眺め 4 貯砂ダムからの眺め 5
貯砂ダムからの眺め 6 照明用のライト(発電機)に注意しながら「通廊」を通り抜け、反対側の通路に出てみました。残念ですが今日の通行は終了であり、これ以上先へは進めません。

夕日に光る「あやめ橋」と、通り抜けてきた「通廊」の部分が見えます。

下の画像右側に東屋が見えています。最初はこの場所で大滝の様子を撮影しました。
貯砂ダムからの眺め 7 貯砂ダムからの眺め 8
貯砂ダムからの眺め 9 「通廊」を通り下段展望デッキまで戻りました。

時刻は16:44ですが、戻る時に見たライトアップの作業灯が輝き始めてきました。まだ鮮明ではありませんが、大滝の水流に色光が認められます。
貯砂ダムからの眺め 10 東屋に行く途中に見た貯砂ダムと湖面に浮かんだフェンスです。

錦秋湖の上流がこの部分で区切られていますが、川尻地区側に特別な名称が無く錦秋湖でした。

通廊からの眺め 1

「通廊」からの眺め・・・

あまり広くない通路ですが、発電機が置かれてあるため気をつけないと水のしぶきがかかります。通路の様子を見ればはっきりします。

流れ落ちる大滝の水流は、上部の区切りにより一定の幅に仕切られています。一般的に見られる滝のように幅広く流れ落ちるのではありません。ライトアップされた様子から数えると、17本の水の帯が流れ落ちています。

通廊からの眺め 2 通廊からの眺め 3
通廊からの眺め 4 通廊からの眺め 5
通廊からの眺め 6 かなり暗かったことと、水流の様子を記録するためにストロボを使用しました。

水流の帯の切れ目を数えたら16カ所ありますが、一番きれいでその隙間からあやめ橋が見える場所を選んでみました。橋の上には人がこっちを眺めています。

ライトアップを正面か見るためには橋まで行かなくてはなりません。
通廊からの眺め 7 「通廊」戻る時の様子です。かなり暗くなり色光がはっきりとしてきました。
通廊からの眺め 8 ピントが甘いのですが「通廊」南側から見た様子です。新聞記事を見て人出が多くなっています。しかし、この場所に立ち入るのが終了時刻でもあり、係の方が付ききりで管理していました。

私も急いでこの場所を離れ、高い場所にある東屋まで行きライトアップを見ることにしました。
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